韓国・釜山で究極の深夜メシを巡る

韓国には食事をお酒と一緒に楽しむ文化がある。

韓国第2の都市、釜山で最大規模のクラブOutputを経営するミノと、DJ兼マネージャーのソンジンが、パーティーを楽しんだ後にお腹を満たす釜山の深夜メシを紹介する。

繁華街ソミョンでは、キムチはもちろん、暖かくて優しい絶品の豚肉のスープご飯〈テジクッパ〉や、豚の腸の中にもち米や野菜、春雨などを詰めて蒸した〈スンデ〉などが堪能できる。

屋台で絶品の料理やデザートが楽しめる国際市場では、小豆入りのかき氷〈パッピンス〉の店がソンジンのお気に入りだ。パッピンスにはコンデンスミルク、甘い小豆、南国のフルーツが入っていて「混ぜればもっとおいしくなる」と彼女は語った。

最後は新鮮な海の幸を満喫できる海雲台ポチャに赴く。ポチャはポチャンマチャ(屋台)を略した意味で、簡易テーブルと簡易イスが用意されている屋台を指す。

世界中から集めたDJやアーティストをもてなすのも彼らの仕事の一部であり、ローカルな名物料理が夜更けまで楽しめる、釜山の深夜メシツアーにVICEが同行する。