とんかつ屋さんに行ったら、新人アルバイトさんが、先輩から指導を受けていました。お茶の出し方、おかわりキャベツの盛り方、甘口・辛口ソースの違い、HOW TO ゴマすり鉢などなど。でも、その前に新人さんの服装指導したほうがいいと思う。『BEEF!』ってTシャツを着ていたので。日々の生活の中で、私たちはたくさんの人たちとすれ違います。でもそんなすれ違った人たちの人生や生活を知る術なんて到底ありません。でも私も、あなたも、すれ違った人たちも、毎日を毎日過ごしています。これまでの毎日、そしてこれからの毎日。なにがあったのかな。なにが起るのかな。なにをしようとしているのかな。…気になりません?そんなすれ違った人たちにお話を聞いて参ります。※阿佐ヶ谷(あさがや)さん -仮名- 30歳: 会社員阿佐ヶ谷さん、お会いできて嬉しいです!こちらこそ、今日はありがとうございます。あの緒方さんのインタビューで登場した〈南阿佐ヶ谷のお姉さん〉なんですよね!!
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はい。ですので、今日は〈阿佐ヶ谷〉という名でお願いします(笑)。最高です! 早速ですが、緒方さんはお元気ですか?元気です。ということは、まだ一緒にいらっしゃる?はい、おります。おー!!(カメラマン:宮本さん)わー!!(パチパチパチ)すみません、別れてるかなぁ、なんて思っていました。いえ、おります(笑)。それに私たちは、恋人同士ではありませんので。「出ていく」「やっぱ出ていかない」なんて、やり取りはしょっちゅうですが、いまだに居着いてますね(笑)。阿佐ヶ谷さんは、緒方さんに対して、どうお考えなのですか?「もう、出ていきなよ」といっています。それでも、緒方さんは出ていかないと(笑)。ええ(笑)。私が「住んでいいよ」といったわけでも、彼から「住ませてくれ」といわれたわけでもないのに、ずっと居着いているので、納得していない部分は正直あります。彼は、人に寄生する能力が本当に高いんですよ。緒方さんのインタビューは読まれましたか?ヘラヘラしながら「読まないほうがいいかも〜」なんていわれたんですけど、きっちり読みました。めっちゃ頭にきましたね。めっちゃ喧嘩しました。やっぱり女医さんのくだりとか?その辺は、全然いいんです。過去は関係ありません。ただ、コイツは、また新たになにかを見つけようとしているなと(笑)。うちじゃなくて、別のところでやればいいのに、みたいな。確かに(笑)。ちなみに、緒方さんは、阿佐ヶ谷さんが今日ここにいることを知っているんですか?知りません(笑)。また、喧嘩になりますよ。髙橋さんとみなみさんみたいに。全然、大丈夫ですよ(笑)。じゃあ、今日は遠慮なく進めさせていただきます! 緒方さんに負けないくらいの男性の話も!いえ、私はそんなに(笑)。…というか、どうしようもない男に関わってばかりなので(笑)。あら。緒方さんだけじゃない?さすがに今回みたいなことは、初めてなんですけど、蓋を開けてみたら、いわゆるダメ人間の典型みたいなのばかりでした。やべぇ、ゾクゾクしてきました! たくさん教えてください!よろしくお願いします(笑)。
お楽しみの前に、まずは阿佐ヶ谷さんのご職業をサクッと教えてください。ゲームプランナーをやっておりまして、スマートフォンやPCで遊べるソーシャルゲームをつくっています。やっていることは、ディレクターとかに近いかもしれません。もともとゲームがお好きだったんですか?年の離れた兄がいたので、ファミコンとかスーパーファミコンが家にあったんです。私は、レトロ系が好きでした。『ときめきメモリアル Girl’s Side』というゲームが大好きなんです。〈ときメモ〉でしたっけ? スゲエ有名なゲームですよね?はい。主人公の女の子を操作して、高校の3年間を男の子キャラクターと恋愛して過ごす、素敵な恋愛シミュレーションゲームです。ゲームのなかで、阿佐ヶ谷さんは誰が好きだったんですか?桜井琥一くんというキャラクターです。どういうタイプですか?見た目はヤンキーなんですけど、本当は優しくて格好良いです。琥一くんには、琉夏っていう、血の繋がっていない弟がいるんですけど、小学生のときにいじめられている琉夏を、琥一くんが助けたりもします。ヒーローで、とても優しい男なんですよ。フムフム。では琉夏は、どんなタイプですか?琉夏は天然たらし系です。将来ヒモになりそうな感じ。お近くに似た人いますね(笑)。
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クリアするとエンドロールにスタッフクレジットが出るんですけど、「こんな素敵なものを世に放ってくれて、みなさん、ありがとう!」と、心から思いました。それがきっかけでゲーム業界に入りたいと思ったんです。阿佐ヶ谷さん、ゲーム業界は長いのですか?いえ、まだまだです。それまでは、古着屋とか別業種の仕事をしていたんですけど、ゲーム会社の事務職に転職しまして、その後つくる側になってからは、まだ3年くらいですね。阿佐ヶ谷さんの家にもたくさんゲームがあるんですか?PS4、Vita、DSがあります。Switchはありません。帰ってきて、緒方さんがゲームやってたら、やっぱりムカつきます?そこは大丈夫です(笑)。オッケーです! では、お楽しみの阿佐ヶ谷さんの歴史に入りましょう! ご出身はどちらですか?横浜の南区です。野毛のほうですね。最近の野毛は、ちょっとお洒落になってきたんですよね?そういわれていますけど、根本的には変わっていないと思います。川沿いには、おじさんが列をなして寝ていますし(笑)。そういう光景を見ると、「帰ってきたなぁ」って安心します。小学生の頃からゲームがお好きだったんですか?そうですね。ガチガチのヲタクで、ずっとゲームをしたり、アニメを観たり、漫画を読んだりしていました。外で遊んだりは?友達も全然いなかったので、家のなかばかりでしたね。たまに1輪車に乗ったりはしましたけど。さすがにその頃は、どうしようもない男の登場はありませんよね?はい。その頃は順風満帆にいくと思っていました(笑)。じゃあ、中学で天歩艱難に?いえいえ、まだ大丈夫でした(笑)。まったくモテませんでしたし、生活自体も小学時代と変わっていませんでしたので。最初はバレーボール部に入ったんですけど、すぐに辞めて、結局ずっとゲームをしたり、インターネットを見たり、ホームページを自分でつくったりしていました。おおー、どんなホームページですか?日記とか、拗らせた自作のポエムとか(笑)。思春期ならではの恥かしいヤツです。社会へのアンチテーゼとか?うーん、椎名林檎とか村上春樹の影響で、よくわからない、意味深な感じのヤツですね(笑)。了解です! じゃあ、色々あったのは、高校からですか?そうですね。片鱗は出始めたのかな(笑)。いよいよですね! まず、どちらの高校に入学されたのですか?横須賀にある私立の共学高校です。高校でもゲームとか、ホームページとかの生活ですか? でもそれじゃ、出会いはないか。部活に入ったりしたんですか?はい。その高校は、絶対に部活に入らなくてはならなかったんです。そこで空手部マネージャーになりました。でも、空手とダメ人間って、あまり結びつかないなぁ。ああ、そこは、空手部とは関係ありません。高2の終わりに、1個上の先輩とおつきあいを始めました。ダメ太郎1号で、いいですか?ええ、はい(笑)。向こうは卒業して、専門学校に進学したんですけど、他にも女がおりました。私のことは、本命だったのか、浮気だったのかはわからないんですけど、ズタボロにいわれてフラれました(笑)。阿佐ヶ谷さんは別れたくなかった?はい。でも、「もう無理だから!」の一点張りで。そのときは、他に女がいることを知らなかったんですよね。ここからすべてが始まりました(笑)。恋愛シミュレーションゲームで鍛えたのにねぇ。でも、高校時代の出来事はこれだけです。
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卒業後は、どうされたんですか?歯科助手をしていたんですけど、全然面白くなくて、すぐに辞めちゃいました。8ヶ月くらい勤めたと思います。そのあとは、3、4ヶ月くらいゴロゴロしていました。でも、ゴロゴロしていたら出会いもないですよね。映画館でバイトした後、横須賀の古着屋さんで3、4年働きました。このあたりでダメ太郎2号が登場ですか?そうですね。同級生の男の子とおつきあいをしていたんですけど、「なんかおかしいなぁ」と思っていたら、私は4人目の彼女でした。なんでわかったんですか?ファッション誌のスナップで、その彼が他の女と手を繋いで満面の笑みで載っていたんですよ。噂好きの女の子が教えてくれました(笑)。〈噂好きの女の子〉っていいですね(笑)。ちなみに阿佐ヶ谷さんは、どんなところが「おかしいなぁ」と思っていたのですか?まず、連絡が取れないんです。メールを送っても、電話をしても反応がない。それで問い詰めたら、私は4人いる彼女のうちのひとりだと。なのに「俺は誰も好きじゃない」とかいって。緒方さんは、全員好きとかいってましたね。でもやっぱり阿佐ヶ谷さんは、自分を選んで欲しかった?そうですね。だけど無理なんだろうなと。しょうがないなと。そんな風に思った気がします。
続きまして、ダメ太郎3号をお願いします。私が19、20歳の頃です。彼は7、8歳上でした。何股とかはなく、つきあっているのは、私だけだったんですけど、典型的なDVで…。ああ…そっちもあるんですか。芸能人が洗脳されたりするじゃないですか。私も同じような状態だったと思います。暴力だけじゃなくて、精神的な拘束も大きいんですね。怒られると原因は自分にあると思ってしまう。謝らないといけない。ああしなきゃ、こうしなきゃ、って思ってしまうんです。どんなことで怒られるんですか?私に対して疑いをかけてくるんですね。電話に出なかったり、メールを返さなかっただけで、めちゃくちゃキレます。友達と買い物して、電話に出られなかったら「なんでてめえ、出ねえんだよ」みたいな。3号とは、どれくらいつきあっていたんですか?2年くらいですね。結構長い。私は、そのときを前期、中期、後期で分類しています(笑)。分類! よろしければ、教えてください!!まず、前期は普通です。いきなり怒ることもありませんでした。はい。ただ、中期に入りますと、なにをいっても怒るようになりました。向こうは夕方からの仕事だったんですけど、例えば、彼の仕事の前に車でゴハンを食べにいくとなります。「何が食べたい?」って聞かれるのが第1ミッション。第1ミッション。変なお店をいうとキレられますし、お金もないだろうから、こっちも気を遣って、「スシローに行きたい」とかいって(笑)。素晴らしいじゃないですか! ダメ太郎とスシロー! ミッション、クリア?いいえ。車が渋滞しているとキレます。「この時間、混むのわかってんだろ。スシローっていったのお前だぞ」って。ええー、せっかくナイスチョイスしたのに。お店に着いても行列ができていたら、またブチギレます。逆らうと、手が出るので、我慢します。「お前が行きたいっていったから来ているんだからな。仕事に遅れたらお前のせいだからな」そういうのが常でした。これが中期です。…本当に大変な。後期も訊いて大丈夫ですか?はい、もちろんです(笑)。さすがに私も顔色を伺うのに疲れてしまっていたんですが、彼もコソコソと女と連絡を取り合っていたんです。
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あらー、またー。私も気づいていたので、「もうそろそろいいかな」っていうスタンスだったんですね。そしたら、向こうも私の態度から察したらしく、ちょっと優しくなりました。それが後期ですね。ああ、逆にそうなるのかー。まぁ、拘束は続きましたけど、あんまり暴力を振るわなくなりました。結局、3号とは別れますよね? どうやって、終わりを迎えたのかが気になります。しょっちゅう喧嘩しては、「別れる」「別れない」みたいなのを繰り返していたんですけど、そのときの彼は、仕事のことで悩んでいたんですね。新しい仕事の誘いがあったようなのですが、「お前のせいでやれない」とか、「お前が不安になるから、俺はやれない」なんていって。ドラマに出てくるヤツみたい。今になって思うと、それは口実でビビっていたんでしょうね。私のせいにしているだけで、踏み出すのが嫌だったんだろうなって。でも当時の私はそう思っていなかったんです。私がいることで、やりたいことがやれないんだったら、私という選択肢を消してあげようかな? そんな風にも考えていたんです。もうー、阿佐ヶ谷さんったら!! それで身を引いたんですか? そんなことができたんですか?いえ、そんなときに、超くだらないことでキレられまして(笑)。電話で、「インターネットをヤフーにする方法って知ってる?」っていわれて。ん? なんですか、それは?わけわかんないですよね(笑)。「ブラウザのホーム画面をヤフーにする方法のこと?」って訊いたら、「違う」といわれて。じゃあ、「ヤフーBBのこと?」って(笑)。(カメラマン:宮本さん)俺もそう思いました(笑)。「インターネットの回線をヤフーBBにしたいってこと?」「繋がってないってこと?」「契約してないってこと?」そしたら全部「違う」って。それも違うのかよ。「じゃあ、ヤフーツールバーのことかなあ?」なんて(笑)。それも違うんでしょ?そうなんです(笑)。それも「違う」っていわれて。じゃあ「わからない」っていったら、それが気に食わなかったらしく、「お前はいつも自分のほうが有意だと思ったら、イライラして、いったいなんなの?」って。お前がなんなのでしょ!!はい(笑)。「もう、なんなんだコイツ!」と。「私、わからないんで、訊かないでください」って、電話を切りました。そして、その場で「もう連絡してこないでください」ってメールを送ったんです。おおー、遂に!! でもそれで済んだんですか?私的には、そこで終わりです。向こうは、どうせヨリ戻すだろうと思っていたらしく、何度も連絡が来たんですけど、「戻しません!」っていって終わりにしました。最終的には勢いでしたね。終わったとき、阿佐ヶ谷さんは、どんなお気持ちでしたか?最後の電話を切った瞬間は、籠から飛び立った鳥みたいに、「私は自由なんだ!」と思いました(笑)。彼にバレたら怒られるから〈ときメモ〉もコソコソやっていたんですけど、「自分のやりたい時間にどれだけやってもいいんだ!」って、爽やかな気分になったのを覚えています。本当によかった、よかった。でも、インターネットをヤフーにする方法って、結局なんだったんですかね(笑)。はい、そこは永遠の謎です(笑)。
まだありますか? ダメ太郎4号あります?古着屋さんで働いていたときに、美容師のかたとつきあいまして。(カメラマン:宮本さん)3Bだ(笑)。背も高くて、生田斗真みたいなイケメンだったんです。でも休みが週1回とかだったので、全然会えませんでした。そしたらある日、夜中に彼から電話がかかってきまして、「先輩と飲んでいたら、酔っ払って、駅前で寝ちゃって、荷物全部盗られちゃった」と。
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今度は、お金の催促系ですか!いえいえ(笑)。「ズボンに1万円を入れていたから、タクシーに乗って帰れた」と。「明日、カードとか止めないとねー」なんて話していたんですけど、彼が自宅に着いた途端、ドアを叩く音と、彼の名前を呼ぶ女の声が聞こえ、電話が切れて繋がらなくなり。はいー。それまで、友達とルームシェアしているから、あんまり人を家に呼ばないようにしているといわれていたんですけど、要するに他の女と住んでいたんですよ。その女性は元カノで、本当に友達とルームシェアしていたんだけど、友達が出て行き、ひとりじゃ家賃を払えないからって、住むことになったらしいんです。本人は「引っ越す」とかいってたので、当時の私は、「じゃあ、しょうがないよねー」って。もう!2年ぐらいつきあっていたんですけど、結局、彼は引越しもせず(笑)。ですよねぇ。ええっと、まだあります? 5号かな?はい。5号が前の彼氏です(笑)。うん、なんか終わりが見えてよかったです。彼はバンドマンでした。(カメラマン:宮本さん)また3Bだ!私は音楽が好きで、ライブハウス界隈に友達が多かったんですよ。その流れで知り合って、飲みにいくようになりました。ラストエピソード、お願いします!これまでとは違い、普通につきあっていたんです。5年くらい。おおー、5号取り消しかな?いえ、これがまた、だんだんおかしくなってきまして(笑)。酔っ払ったときに「俺は最低だ」とか、急に「別れたい」とかいい出すようになったんです。「俺はダメ人間だ!!」なんて。自らダメ太郎を名乗ったんですね!彼の帰りを家で待っていたら、泥酔して帰ってきて、またもや「俺はダメだ。最低な人間だ」と。そしたら、彼の携帯に女からの通知が来たんです。そこでプッシュしました。泥酔中のチャンスですね。そして、これまでのやりとりを遡りました。そしたら、妊娠がどうのこうの、なんてやりとりがあって。あちゃー。そしたら、更にその女から「焼き肉が食べたいよ〜」みたいなメールが来ましたので、「今日来る?」って返信してやりました。(カメラマン:宮本さん)直接対決かー(笑)。いえ、彼に「これから女が来ますから」っていったら、私に隠れて「連絡したのは俺じゃないから」ってメールして。その女は現れず、直接対決はできなかったですね。じゃあ5号とは、阿佐ヶ谷さんのお怒りで終わったと?いえ、やっぱり5年間も一緒にいたので、すぐにお別れできませんでした。彼からも「別れるよ」っていわれたんですけど、「決めるのは私だから」って。うーむ。私としては、「もうこんなことはしません」っていって欲しかったんです。まぁ、無理やりいわせましたけど(笑)。それで、引越しもさせて、環境も変えて、もとどおりになってくれたらいいなって思っていたんですけど、変わらないどころか、更にひどくなりまして。どうして?もっと便利なところに引っ越しちゃったんですよ(笑)。飲みにいける友達も周りにたくさんいて、全然帰って来なくなっちゃって。焼肉の女は?それもまだ続いていたみたいで。毎日毎日怒って、いいことないなって。でも私から別れるっていったら、どうせくっつくんだろうし、そんなことさせるか、なんて、意地もあったんですね。妊娠はしていたのかしら?色々聞いてみたんですが、本当なのかはよくわからなかったです。結局、私も向こうも疲れちゃって、「もうやめましょう」って、終わりになりました。それが1年くらい前の話ですね。
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阿佐ヶ谷さん、本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。
さて、1号から5号まで振り返っていただきましたが、緒方さんも含めまして、この6人に共通している部分って、なにかあると思いますか?そうですね。根本的に自分が1番大事っていうところですかね。ご自身では、どうして太郎が集まってしまうとお考えですか?うーん、例え話なんですけど、インターネットで、「ブラック企業ってどんな会社だと思う?」みたいな記事を読んだとき、「俺が入れる会社」という答えがあったんですね。それと同じ理論で、私なんかがつきあえる人は、ブラック企業みたいなものだろうなって。いい人は、もっといい女性とつきあうだろうなって思っているんです。やっぱり私は、質が悪い。そんなことないですよ、もう!!そういう風に自分を認めると、そういう人に付け込まれやすいっていうのもインターネットで見ました(笑)。全部、鵜呑みにしないの! じゃあ、阿佐ヶ谷さんの好みの男性のタイプを教えてください。一緒にいて面白い人がいいですね。ラジオが好きなので、笑いのツボが近い人がいいです。私、お笑い芸人のラジオが好きなんです。どんなの聴いているんですか? 私は、〈深夜の馬鹿力〉と〈メガネびいき〉です。私は、〈バナナムーンGOLD〉と、アルコ&ピースの〈D.C.GARAGE〉です。特にアルピーが大好きで、アルピーのラジオが生き甲斐です。アルピーが好きな人だったら、絶対に仲良くなれます。(カメラマン:宮本さん)僕は、〈よなよな〉を聴いています。それはなに?(カメラマン:宮本さん)ダイアンとかです。宮本さん、ダイアンが好きなんですか! それは初耳です(笑)。1番にダイアンが出てくるのっていいですね。残念ながら、宮本さんは既婚者です。はい(笑)。ちなみに、アルピー好きな人に会ったことあります?まったくありません(笑)。では、アルピー以外で、将来の夢、目標などがありましたら、教えてください。うーん、正直すぐに出てこないんです。周りの友達にもいわれるんですけど、私はずっと不幸というか。根本的についてないというか。まぁ、確かに、太郎チームがラッキーとはいえませんよね。細かい話なんですけど、いきたい店に行ったら、その日だけ休みとか、私だけ頼んだのと全然違うのがくるとか、毎日そんな感じなんです(笑)。ちょっと、石川さんっぽいですね(笑)。「今日も嫌なことがあったなぁ」っていうのがずっと続いていて、なにもない日が、「今日はちょっといい日だったな」みたいな感じになっていて。「めっちゃ幸せ!」っていうのがないんですよ。ですから、そういう感覚を味わいたいです。それが仕事なのか、結婚とかなのかは、わかりませんけど。ええ。これまで、自分のことが好きじゃなかったんです。でも、そういう風に思うのは辞めようと。うん、いいですね! ポジティヴにね! でも今日も家に帰ると…はい、います。大型犬みたいなのが(笑)。阿佐ヶ谷さんが新しい恋をしたら、ワンちゃんもいなくなるんじゃないですか?そうですね(笑)。あ、そうでした、現在『バチェラー』にハマっていまして、私も出たいと思っているんです! そこで素敵な出会いが…恋愛シミュレーションゲームの次は、恋愛リアリティ番組ですか(笑)。ああ、そうですね(笑)。
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