先日ココイチでビールを頼んだらノンアルコールビールが出てきました。ちょっとムッとしましたが、あー飲まない人には同じに見えるんだろうなぁって思いました。そういえば私もノンアルコールビールを頼まれたとき、発泡酒を買ってしまったもんなぁ。だから店員さんには怒らないよー、と思いつつ、良く考えたら商売なんだからそれはないだろうとも思いました。でもそんなんでココイチに行かなくなることはないので、やっぱココイチが好きだということと、店員さんのお勉強の役に立ったとも思っています。日々の生活の中で、私たちはたくさんの人たちとすれ違います。でもそんなすれ違った人たちの人生や生活を知る術なんて到底ありません。でも私も、あなたも、すれ違った人たちも、毎日を毎日過ごしています。これまでの毎日、そしてこれからの毎日。なにがあったのかな。なにが起るのかな。なにをしようとしているのかな。…気になりません?そんなすれ違った人たちにお話を聞いて参ります。
※YUKI(ゆき)さん :占い師さて、占い師さん。占いって言っても、色々ありますよね。どんな占いをやってらっしゃるんですか?タロットカードと西洋占星術、姓名判断、そして九星気学をやっております。四つも!占いのときは、これらをブレンドされるのですか?そうですね、相談内容によって使い分けるんですが、基本的にはタロットと西洋占星術を中心に行っております。どこでやられているんですか?去年の夏、横須賀に店を出しまして、そこでやっております。それ以前はどうされていたんですか?東京を中心に個々で鑑定していました。個々で…?すいません、イマイチわからないのですが、どういうことでしょう?場所とかシステムとか教えてください。喫茶店とかで行なうんです。お客さんとマンツーマンで。ああー、喫茶店で英会話の個人レッスンとかやっていますよね。あんなイメージでよろしいでしょうか?そうですね。ですので、予約が多いときは、8時間くらいずっと喫茶店にいるんです。1時間ごとにお客さんを入れ替える感じで。じゃ、 YUKI さんはずっと喫茶店にいると。はい。喫茶店の店員さんも、もうわかってくださっていて、「次の方お見えになられましたよ」なんて言ってくださるようになりました。お店に「私、占い師です。ここで鑑定させてください」なんて伝えていたんですか?いえいえ、まったく。初めは「マズイかなぁ〜」と思いつつ、「客だからイイでしょ!」なんて図々しくやっておりました。ただずっとやっていましたし、テーブルの上にはタロットカードが散らばっているものですから…バレバレですよね(笑)。はい(笑)。でも何も言われず、本当にお世話になりました。
さて、人生の振り返りをお願いします。どんなお子さんでしたか?…このインタビューを受けるにあたって、色々思い出したんですが、これがほとんど記憶が無くて…記憶が無い?忘れたのではなく?さすがFortune Teller …ミステリアス…。いえいえ、関係ありません(笑)。本当に何も考えずに過ごしていたんです。ただ、マイペースで、良く笑う子だと言われていたことは覚えています。小さい頃から、オカルトに興味があったり、「ムー」を読んでいたり…まったくありません(笑)。じゃあ、中学時代は覚えていますか?…すいません、これもあんまりトピックはないのですが、吹奏楽部におりました。母が株をやっていて、それで儲けたお金でクラリネットを買って貰いました。畑の真ん中でクラリネットを吹いていたらしいのですが、それは覚えておりません。友達からの情報です。無意識に畑でクラリネット…。やっぱオカルトですね。ただ吹き過ぎて、肩凝りが酷くなったのは覚えています。それで辛くなったので、シンバルにチェンジしたのですが、重いので、更に肩凝りが酷くなったことは覚えております。好きな子とかは?牛乳屋の子が好きだったらしいです。友達からの情報です。わかりました!興味が無いことは切り捨てるタイプですね。いいと思います!でも流れがあるんで、高校時代も教えてください。逗子の方の学校に行きました。ここからはさすがに色々覚えています。お願いします!駅から山を越えて通学しなくてはならないのですが、いつからか軽トラックでどこかのおじさんが送ってくれていました。なんですか、そりゃ?いつも5〜6人で通っていたのですが、雨の日とか、みんなで割って、タクシーに乗ったりしていたんです。そしたらある日、なかなかタクシーが捕まらなくて。そしたら軽トラのおじさんが「乗る?」って。
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おじさんとしては、たまらない場面ですね。そこから、毎朝スクール軽トラが始まりまして、駅前にみんなで集まって、おじさんを待つんです。どんな座席構成なのですか?一人は助手席に乗って、残りは荷台です。持ち回りで、助手席係になります。やっぱ助手席は苦痛だった?そうですね、話しかけられるので。でも一応こちらもおじさんを楽しませないと。来てくれなくなると困るので。ひでぇな(笑)。一度「寿司食いに行こう!」なんて誘われたんですが、ガン無視しました。嫌な女子高生ですね。その他の高校時代の思い出は?通学中にいつもすれ違うお兄さんがいたんです。割と派手目な。「兄さん」って呼んでいたんですが。お!兄さん、好きになっちゃった?いえ、そうではなかったんですが、親しくなりました。文化(服装学院)の学生だったんですが、その兄さんが色々教えてくれまして。何を?メロコアとか。メロコア(笑)!!あとファッションとか。今まで知らなかった刺激的なことを兄さんから学びまして、それで遊ぶことを覚えてしまったんです。どんな遊び?クラブに行ったり。原宿に行ったり。でも三浦だったら、都心まで結構ありますよね?はい。交通費もバカにならない。なので、親の財布から…コラ!!いくらぐらい抜いてたの?最初は可愛い金額で…1万円くらい。可愛く無い!だんだん感覚が麻痺して、終いには5万とか。5万抜いたらバレるでしょ?そうですね、でも抜いたら抜いたもん勝ちなので、見つかったら謝ればいいや、って思っていたんです。相当ひでぇな!あと通販とかも勝手に頼んで。代引きだから母が払ってくれる。うちの母、外面がいいので。最悪ですね!でも毎回そんな感じなので、配達員のお兄さんが、どうやら気づいたらしいんです。「このままじゃ、娘さん、ダメになりますよ!」って。「これでいいんですか?お母さん!」なんて、うちの教育に割り込んできたんです。佐川男子!!それで「わかりました。返品出来ますので、今後は私が商品を持って帰ります」と。「クソ!そんな裏ワザがあったのか!!」って悔しかったことを覚えております。あはは〜、ザマアミロ!それにしてもヤンチャしまくっていたようですが、お勉強は?ご想像にお任せします。
しかし、まったく占いワールドに辿り着きませんね。まだ来ませんか?いえ、そろそろです。高校を卒業して、実家も出て、西麻布のクラブ、YELLOWにしょっちゅう行っていたんです。その頃はダンスミュージックにハマっていて。そしたらそのYELLOWで「札幌のPRECIOUS HALLってハコがヤバイらしい」って話を聞いたんです。とにかく音がイイって。それで気になったので、一人でPRECIOUS HALLまで行ったんです。そこである女の子と友達になったのですが、その子が占いを勉強していたんです。おお〜来た〜。 YELLOW 様様ですね。彼女のお婆さんも占い師さんだったんですね。それで話を聞いている内に、なんとなく興味本位で占いスクールに通い始めたんです。占い学校ってどんな感じなのですか?週どれくらい通うんですか?学校やコース内容にもよりますが、私がお世話になったところは週に一回、半年くらい通いました。そこでしっかり勉強したと。いえ、中途半端な気持ちで入りましたし、夜遊びもしていましたから眠くて、眠くて。ほとんど寝ていて、気がついたら卒業でした。
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おいくつの頃ですか?22〜23くらいですね。高校から成長していませんね。それでどうしたんですか?さすがに悔しかったです。何に?自分に?いえ、授業料に。10万くらいだったんですけど、「ニューヨークとか行けたじゃん!」なんて思って。初めて自分を責めたんです。それで、元を取らなくてはと思い、もうちょっと占いを勉強しようと思ったんです。独学ですか?結果的にはそうですね。あとは占いスクールで知り合った人から、授業のノートを借りたり。段々レベルアップしたと?いえ、まだまだでした。でも本当にすぐ調子に乗るヤツだったので、知り合いに頼んで、クラブの片隅で占いブースを始めたんです。まだ勉強中でしょ?いいんですか、そんなことやって。ええ。今考えると酷いことしていたなぁ、って思います。でもお酒が入る場なので、どんどんお客さん集まるんですよ。ですので、適当にタロットめくって、その絵の感じを伝えればいいだろうって。本当に酷いですね。もちろん無料ですよね?勉強の一環なんだから。…いえ、一件1000円…いやいや、最初は500円でした!どっちでもいい!でも「当たってる〜!」なんて言われまして、さすがにちょっとずつ責任感みたいなものが出てきたんです。それで、色々な先生の話を聞いたり、違う学校などを覗いたりして、本格的に勉強するようになったんです。ではそんな詐欺行為を経て、ステップアップしたんですね。プチ詐欺くらいにしてください(笑)。
ちなみに占い師さんって、資格とか必要なのですか?いえ、ありません。ですので、言ったモン勝ちなんです。ではプチ詐欺から、自信を持って「仕事:占い師」と言えるようになったきっかけは?ちょっと占いからの側面の話になるのですが、占星術的に土星という天体が自分自身に来た時期がありました。で、この土星っていうのが、これまでに築いてきたものとか、肩書きみたいなものをイチからやり直さないといけないという天体なんですね。ほほう。あと、お客さまの年齢層も上がってきて、かなり深刻な占いを扱う場面も増えてきた時期だったんです。同時に自分の身振りだったり、振る舞いもしっかりしなくては信頼されない。これまではノリでやってきましたが、もっとプロ意識を持ってやらなくては、プレッシャーを感じてやらなくてはイカン!と思うようになったのがきっかけです。でもやはり土星が来て…ってことは、占いを信じていたと?そうですね。ただ、今でも距離を置いているところはあります。占いって、当たるとか当たらないというより、気持ちの整理とか、自分確認に近いものだと私自身は思っています。でも「仕事:占い師」って宣言しても、稼がないといけませんよね。すぐに成り立つものなんですか?いいえ。なので、まず値上げしました。アハハ!安直!!いくらに?3,000円です。クラブではなく、落ち着いて話せる場所で本格的に鑑定を始めたんです。それが喫茶店です。でもそれじゃまだ暮らしていけませんよね?いえ、1日3〜4人とか見させて頂いていたので。クラブでやっていた時代からの口コミで、ありがたいことにお客さんは増えていたんです。あと、占いサイトの制作会社にも勤めていたんで。じゃ、主な集客方法は口コミだったんですか?ネットとかじゃなく?はい。ほぼ、どなたかの紹介でした。でもそんなに口コミだとか、紹介があるってことは、 YUKI さんの占いがスゲエ当たるってことですよね?
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どうでしょうか。そこはよく分かりませんが、「当たってない!!」とか、文句を言われたことはありませんでした。詐欺じゃなかったってことですね。見直しました!さて、現在はお店を開かれて。オーナー生活はいかがですか?そうですね、横須賀という街は占いの土壌があまりないようで、それだけでは成り立たないので、東京で出張鑑定しています。あらー、やっぱ大変?そうですね、どうしても東京の方がお客さん多いですし。それに占いというものの感覚が娯楽に近いんじゃないかって。なるほどー。占いを楽しんでいる感じ?はい。なので、東京で鑑定していたころの常連のお客さんなどが、わざわざ横須賀にお越しになることもあるんです。多いときで、1日何人ぐらいのお客さんを占うのですか?通常の出張鑑定は3人以上で予約して頂いたときに行くんですが、それとは別に、月に一回、東京で定例の鑑定をしています。そのときは9人です。1 人あたりの時間は?1時間です。…ってことは9時間!!喋りっぱなしでしょ?大変ですねぇ。ちなみに男性、女性、どちらが多いんですか?もちろん女性です。男性の方は、2回目以降になるとスナックとかバー感覚でお越しになられているように思います(笑)。しようがないですね(笑)。一番多い相談事を教えてください。やはり恋愛ですね。その中でも不倫、復活愛が多いです。でも占いって、もちろん悪い結果も出ますよね。そういう場合、伝えにくくありません?いいえ、ハッキリ言ってます。意識していないのですが、よくお客様からは「現実的だ」って言われます。そうでない占い師さんもいますよね?「むむっ!お主、見えるぞー、見えーるー」みたいな。そうですね、ただ私にはもちろん見えません。あと「運勢が良くなるアイテムありますか?」とか訊かれるんですが…ストーン的なヤツ?ええ。でも知りません(笑)。オカルト&ムー的な占い師さんって多いのですか?はい。もちろん本当に何かが見える方もいらっしゃるんでしょうが、それを宣伝材料に使っている人がいるのも事実です。まだ半年ほどの経験しかないある占い師の方がいるのですが、結構老舗の「占い館」に所属したんですね。そこで不思議キャラ担当になり、メディアもガンガン取り上げて売れっ子になったんです。正直、ちょっとどうなのかなぁ〜とは思っています。あ、私もプチ詐欺でしたが!いえいえ(笑)。もうプチとは思ってませんよ。でもキレイごと言ってる場合じゃないってことも分かっているんです。お店を始めて大変さを痛感したんで(笑)。
ちなみに占い師さんって、ご自身を占うことってあるんですか?勉強を始めたころはかなりやっていたんですけど、最近はやっていません。好きな人とかには?やらないです、やらないです。どうして?気になるでしょ?怖いじゃないですかー。やったら余計なことを考えてしまう。何かあったら「あ、海王星だもんな」とか面倒臭くなりそうで。確かにそんな彼女、嫌ですね。さて、それでは最後に。なんで占いって当たるんでしょうか?正直言って分かりません。統計学的なことかもしれませんし、科学的な根拠もあるかもしれません。天体などの自然関係もあると思いますし、そしてもちろん、偶然性もあります。それでも本当に不思議なんですが、同じような結果が出るんです。「どうしてなんだろう?」と思いながら、やっているのは事実なのですが…
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うーん、イマイチまだピンと来ないのですが…今日パソコン持ってきたので、ちょっと見てみます?え?パソコンでやるのですか?はい、ソフトみたいなのがありまして。占い師もIT化してるんです。カードとかじゃないのですか?タロットカードも使います。私はこの占星術のソフトと、その答え合わせみたいな感じで、タロットを使います。これが不思議と答えが合うんです。わー、訳の分からないグラフがペコペコと出てきましたね。これは何を入れたら出てくるんですか?生年月日と出生地、あと出生時間です。出生時間まで!はい、出生時間が分からないと、深読みできないんです。4分違うだけで、ブレてしまいます。でもこれはソフトですから、違う占い師さんがやっても同じグラフが出ますよね?そうですね。ただこのグラフの読み方が異なります。ですので、それぞれの占い師さんのセンスも問われるんです。あー、なんとなくモヤモヤが消えました。占い師さんっていうのは、特別な不思議な能力を持っているわけではないんですね。そうです、そうです。結構そう思ってらっしゃる方が多いんですが。ずっとミステリアスなものだと勘違いしていました。要するに「占いが出来る」お仕事の方だと。「占いのやり方」とか「その結果」とか、たくさんの知識やデータが頭の中に入っていて、その技術をマスターしていると。そんなイメージでよろしいですか?はい、私はそうです。でもこれは私の見解なのですが、占い業界の一線にいる方は、直感だとか、鋭い感覚とか持ってらっしゃる方が多いと思います。…それではせっかくなので、私を占っていただけますか?はい、では占星術とタロットのカップリングで……。お願いします!……ちょっとコレは…。「ド変態」ですね。…え。じゃ、カメラマンの宮本さんは。……あらら、こちらも。「ド変態」のツートップですね。…じゃ、ウチの編集長もお願いします!…………なんでVICEさんが成り立っているのか分かりません。もういっちょ、社長も!外面がいいだけですね。ズバズバ来ますね。この感じがウケているんですね。叩かれたい方は ぜひコチラへ!
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