メリッサ・ハリス・ペリー(Melissa Harris-Perry)は、チューレーン大学政治学教授であり、『南部のジェンダー、人種、政治に関するアンナ・ジュリア・クーパープロジェクト(Anna Julia Cooper Project on Gender , Race , and Politics in the South)』の創設者。そして作家であり、母親であり、更にニュース専門放送局MSNBCで、その名もズバリの冠番組『メリッサ・ハリス・ペリー』を持つ知識人。抽象的な言葉で語る知識人が多い中、歯に衣着せぬ発言で、現在のアメリカ社会における人種、階級、ジェンダーなどの複雑な問題に挑み続ける急進的フェミニストだ。
『メリッサ・ハリス・ペリー』は超人気番組となったが、それと同時に彼女の発言は、アメリカ社会に大きな影響を与えることになり、メリッサに対して「アンチ」を訴える人々も数多く存在する。本動画でも触れられているように、自らを、黒人だ、と偽っていた元全米黒人地位向上協会の支部長、レイチェル・ドレザル氏に対しての彼女の発言は大きな批判を浴びた。
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このような存在となった今でも、なぜ彼女は力強く喋り、力強く進むことができるのか。そしてどのようにして、現在の自分を築くことができたのか。自身の番組の如く、彼女の声はスタジオに大きく響き渡る。
原題:BROADLY MEETS : Talking with Melissa Harris-Perry (2015)