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アートフェア<アート・バーゼル香港>にてカールステン・ニコライによる巨大新作アートが展示

ベルリンのアーティスト、カールステン・ニコライが、<アート・バーゼル香港>の会期中に、香港の超高層ビル・インターナショナル・コマース・センターを光のアート作品に変える。
15.5.14

巨大な光の高層ビル

カールステン・ニコライ、彼はドイツを拠点にビジュアルアートと音楽、二つの分野で活動するアーティストだ。今回、5月15日から4日間に渡り開催されるアートフェア<アート・バーゼル香港>にて、巨大な新作アート展示を実施する予定だ。作品のタイトルは現時点では未定だが、作品内容は、香港の象徴である九龍湾に建つ高さ490メートルのインターナショナル・コマース・センター全体を光のアートにするというもの。具体的には、同センター内に光のインスタレーションを組み込み一定の周波数を同期させ、パルス(※1)を放ちセンター全体を点滅させるという内容である。さらにニコライがデザインしたアプリを併用することで、光のアートに反応させたサウンドを聞くことができ、作品の完成度が高まるとされる。

作品は実験装置

灯台やビーコン(※2)と比べると、この作品は光パルスを都市内部まで届けられるという。ロンドン発のアート専門情報サイト『Artlyst』では、「光のインパルスによって見る人の気持ちや筋肉のゆるみ、注意力、創造性に与える影響を探ることができる実験装置になりえる」とニコライの新作について評されている。 間もなく開催される<アート・バーゼル香港>にて発表される新作への注目度とともに、今後のプロジェクトにも期待が向けられているニコライ。彼の過去の作品である、見えない磁場を可視化した『crt mgn』については、本記事掲載の映像にて紹介されている。

ニコライの作品について詳しくは、彼のサイトで見ることができる。

脚注:

(※1)パルス:ここでは、一定の幅を持った矩形波(波の形)のこと。同期した光の情報を伝える。

(※2)ビーコン:標識、灯台、のろし、かがり火、無線標識、航空標識などの意味を持つ英単語。一般的には、光や電波などを発する固定された装置などのことで、その光を見た人や信号を受信した電子機器などが現在地を知るのに使われる。