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顔の表情だけでマイケル・ジャクソンを動かす『フェイス・ダンス』の制作現場

3日間のハッカソンにて5名のプロフェッショナルが開発した、表情を細かい動きを検知し、リアルタイムで画面上のマイケル・ジャクソンのダンスへと変換するプロジェクトの全貌と実演の様子。
4.8.14

表情の細かい動きをダンスへと変換

本編はタイトル通り、表情に応じて画面上のマイケル・ジャクソンがダンスをしてくれる、という一風変わったプロジェクトの舞台裏から、実演のようすを収めたもの。その名もずばり「フェイス・ダンス」。口の動きや瞬きといった顔の細かい変化がセンサーによって感知、 そのデータはアプリへとリアルタイムで送信され、マイケルのダンスと化す仕組みだ。たとえば、あなたが「笑顔」をつくるとマイケルはターン、「瞬き」をすると股間に手を当ててくれる。このダンスはマイケルのモノマネのプロフェッショナルによるもので、そのクオリティは長年マイケルのダンスを見てきた私の目から見てもかなり高いレベル(やや動きが大きいが)。あたかも本物の彼を”顔で”操っている気分になれるというわけだ。

このプロジェクトは、3日間のハッカソン(※1)によって完成。ディレクターのひとりには『パラノーマル・アクティビティ3』(※2)などの監督を務めたアリエル・シュルマンも参加しており、彼を中心に各方面のプロが真面目にふざけたことがよく分かる映像となっている。なお、彼や彼の隣で話すプログラマーが着ているTシャツにも一癖あるので、分かる人はそんなところも楽しんで欲しい。

脚注:

(※1)ハッカソン:ソフトウェア開発分野のプログラマーやグラフィックデザイナー、ユーザインタフェース設計者、プロジェクトマネージャ­­らが集中的に共同作業をするソフトウェア関連プロジェクトのイベント。時にはハードウェアコンポーネントが扱われることもある。ハッカソンは一般的に最低限1日から一週間の期間で開催される。いくつかのハッカソンは単に教育や社会的な目的を意図に開催されるが、多くの場合使用に耐えるソフトウェアの開発や既存のソフトウェアを改善することを目標としている。

(※2)パラノーマル・アクティビティ3:2011年公開の米ホラー映画。『パラノーマル・アクティビティ』シリーズの3作目であり、低予算ながら巧妙な撮影技法や設定により大ヒットした1作目より18年前の状況が描かれている。ある家族が体験した超常現象をホームビデオがとらえた、という設定。