アートで地域革命をこれまでもアルボレダのチームは地域に根ざした活動を行ってきたが、こうした社会問題に向き合うことこそが最大のモチベーションとなっている。たとえば2013年、貧困に苦しむアフガニスタンで行ったプロジェクトでは、アフガニスタンの首都カブールの空をウェブサイト経由の寄付金で購入した1万個のピンク色の風船で埋め尽くした。「こうしたプロジェクトを通して、地域に革命を起こしたい。僕らのイマジネーションを集結させれば、公共環境をより良いものへ変えていくことが出来る」と、アルボレダは語る。実はこのプロジェクト、簡単にはいかなかった。アルボレタは作業中「建造物に悪意的損害を与えた」として当局に逮捕されたのだ(※後日、無事釈放された)。アルボレタはリスクを取ってでもプロジェクトを遂行した理由について、アフリカに関するニュースを掲載するブログメディアVoices of Africaで次のように語っている。「まるで血を流して死にかけているような窓ガラスのないビルたちを見て、どう思う?街中を埋め尽くすビルたちが、政府や所有主に完全に忘れ去られて管理されていないシステムを考えたら、どんな気持ちがする?」アルボレダ率いるチームが、切実な思いと使命感を胸に夏中を費やしたプロジェクト。ピンク色で染めたビル群の一部を紹介する。じっくりと目に焼き付けてほしい。