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リッチー・ホゥティンと彫刻家アニッシュ・カプーアによるコラボ芸術体験

2011年6月、パリのグラン・パレで開催された<Monumenta>で、彫刻家アニッシュ・カプーアのインスタレーションの元、リッチー・ホゥティンがDJパフォーマンスを行ったイベントの様子を、イベント前の二人の対談と共に伝える。
16.7.14

6月10日に、Plastikman名義では実に11年振りに、ニューヨークのグッゲンハイム美術館で昨年行われた全曲新曲のライブを収録したアルバム『EX』をリリースしたリッチー・ホゥティン。

この映像は、2011年6月にパリのグラン・パレで開催された<Monumenta>(※1)で、The Creators ProjectとWeLoveArt(※2)の協業により実現した、彫刻家アニッシュ・カプーア(※3)によるインスタレーションの下でホゥティンがDJパフォーマンスを行ったイベントの様子を紹介したものだ。

広大なアトリウムを巨大な赤い洞窟のような空間へと変貌させた作品『Leviathan』の下、イベント前に行われた対談で二人は、アートや即興性、空間について互いの見解を話し合った。

90年代半ば、自らのサウンドに奥行きを出そうと試みていた際にカプーアの作品と出会ったホゥティンは、「カプーアの作品は、観る度にその次元や空間に吸い込まれ、自分を失ってしまう体験だ」と話す。

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「空間に音が存在するだけで、そこにある物事の意味が変わる」とカプーアが語ったとおり、展示最終夜のイベントではホゥティンの荘厳なDJセットがカプーアの創り出した空間をドラマティックに演出し来場者に圧倒的な芸術体験を与えてくれた。映像で、ぜひその様子をチェックしてみて欲しい。

脚注:

(※1)Monumenta:パリ、グラン・パレの、面積1万3500平方メートル、高さ45メートルの空間を一人のアーティストによるひとつの作品で占有するという大規模なイベント。2007年より開催され、これまでアンセルム・キーファー、リチャード・セラ、セラ、クリスチャン・ボルタンスキーなど世界的に著名なコンテンポラリー・アーティストの展示を行ってきた。

(※2)アニッシュ・カプーア:インド、ムンバイ出身、ロンドン在住の現代彫刻家。ヨーロッパのモダニスムとインド文化を融合させた独創的なスタイルで、同世代の彫刻家の中で非常に注目されている1人。

(※3)We Love Art:パリを拠点とするデザインおよびプロダクション・エージェンシー。アート、音楽、ファッションなど多岐にわたる数多くの大規模イベントやフェスティバルを手がける。