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フェニックス『TRYING TO BE COOL』MV制作現場に潜入

ディレクターCANADAが語る、クリエイティブの現場
15.5.14

CANADAについて

CANADAは、バルセロナを拠点に活躍する映像プロデューサー・デュオである。2008年以来、UNICEF、Sony、Volkswagenなど、大手クライアントのCMや、ジャスティス(※1)、シザー・シスターズ(※2)、トゥー・ドア・シネマ・クラブ(※3)、その他世界各国のバンドのMVをはじめ、数多くの映像作品を手掛けて来た。

The Creators Projectは今回、彼らがディレクションを手掛けたフェニックス(※4)のシングル『Trying To Be Cool』のMV制作現場に潜入した。

MVのコンセプトと制作手法

一回の演奏の中でカメラの台数はたったの2台。編集時に20秒ごとに場面を切り替えることを想定し、現場ではそれぞれのカメラがセットのなかを動き回っている。その為、一見、複数のカメラで撮られたような印象を受けるが、MVの中にはカメラクルーが移動する姿も映り込んでいる。そのクルーの奮闘ぶりも見どころのひとつだ。こうしたアイディアには当然、綿密なプランニングと撮影スキルが必要とされる。だが、CANADAのディレクションによって奇抜なだけでないオリジナリティ溢れるMVへと仕上がった。

CANADAにとって、MVとは

「印象に残ることが良いMVだと思う。楽曲とともに、永遠に心に残るような映像だ。」とCANADAのオスカー・ロマゴサ(Oscar Romagosa)。MVには楽曲に合ったイメージ作りが何よりも重要だから、「僕らは同じテイストに固執する気はない。」と、これまで様々なテイストに挑んで来た彼らは語る。

脚注:

(※1)ジャスティス:フランスのエレクトロニック・ミュージック・デュオ。ギャスパール・オジェとグザヴィエ・ドゥ・ロズネからなる2人組。

(※2)シザー・シスターズ:米ニューヨーク出身のバンド。イギリスで主に人気がある。2006年、2010年の<フジロック・フェスティバル>に出演。

(※3)トゥー・ドア・シネマ・クラブ:北アイルランドのエレクトロポップ/インディー・ロックバンド。日本では2010年に、デビューアルバムが「キツネ・ジャポン」レーベルの第一弾リリースとなった。

(※4)フェニックス:フランスのインディー・ロックバンド。4作目のアルバム『Wolfgang Amadeus Phoenix』でグラミー賞を受賞。