BRUCE GILDEN アパラチアで過ごした2日間
​Elkhorn City, Kentucky, Sunday, June 7. A churchgoer's hand during special singing at the Poor Bottom Freewill Baptist Church.

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BRUCE GILDEN アパラチアで過ごした2日間

アパラチアのどこにいても、過剰なまでの信心深さに直面する。それは、信仰心でなく、行き場を失った情熱の発露だ。
13.12.15

Photos by Bruce Gilden / Magnum Photos

アパラチアは美しい。険しい山々と深い森が織りなす美しくも厳かな景観の中で、山々と岩塊の間隙を「わが家」と呼び、生活する住人たちに不思議な影響を与えている。それぞれの街が、ある意味、孤立し、点在している。もちろん、道路やテクノロジーで周りの地域と繋がっているが、そこはまさに、陸の孤島だ。その結果、神が、至るところに臨在するようになった。アパラチアのどこにいても、過剰なまでの信心深さに直面する。それは、信仰心でなく、行き場を失った情熱の発露だ。何かに関心が生まれても、険峻に阻まれ、木霊として日々の生活に戻ってきてしまう。木霊は聞き流され、消え去ってゆく。だから、アパラチアの住人は、意識、無意識を問わず、神との紐帯が強い。ここで紹介する写真を観れば、それがわかるだろう。

6月6日、土曜日、バージニア州のジョーンズビル。コヴィナント山で行われたバイブルミッションキャンプでの朝食会にて祈る男性。

6月6日、土曜日、ケンタッキー州のハーラン。デスティニー、アンバー、セレニティ。ハーランのポーク・サレというソテーした豚を食べるフードフェスティバルにて。

6月7日、日曜日、ケンタッキー州プレミアム。キングダムカム教会の古い定例礼拝グループの一員のひとりであるロイ。

6月6日、土曜日。タミー。ハーラン地区のポーク・サレ・フェスティバルにて。

6月6日、土曜日。朝食の最中に行われる礼拝講習会。コヴィナント山で行われたバイブルミッションキャンプにて。

6月7日、日曜日。プレミアム。キングダムカム教会の定例礼拝にて。

6月7日、日曜日。カーラ。教会に通う人。キングダムカム教会の定例礼拝の後の食事会にて。

6月7日、日曜日。キングダムカム教会の熱心な信者。

6月6日、土曜日。夫は炭坑で働いていて、ポーク・サレ・フェスティバルの発祥の地ハーランのフェスティバル会場の道を渡ったところに住んでいるウィルマ。

VICE MAGAZINE2015のTHE PHOTO ISSUE記事より。