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理系エンジニアが作り出す、現実と超現実が入り交じった画像作品

フランス・ボルドーの学生Hugo Germainが、Tumblr上に多くの画像作品をアップしている。物理と数学を勉強中の彼は、一見当たり前な出来事に疑問を持つような作品を生み出している。

フランス・ボルドーで、エンジニアを目指して物理学と数学を勉強中のHugo Germain。グラフィックや音楽も愛す彼は、Tumblr上に多くの画像作品をアップしている。

作品では、現実と超現実が入り交じったような、不思議な世界が繰り広げられている。彼が物理を学んでいると聞くと、まるで自然界に存在している物理的法則を可視化したかのように思えてきそうだ。作品制作には、After Effects(※1)やCinema 4D(※2)を使用しているという。

彼は自身のTumblr上で、「作品のアイデアは、日常生活のささいなことから生まれる」と説明している。「人々にインスピレーションを提供し、当たり前だと思われている基本的な物事に、疑問を抱いてもらいたい」という彼の作品をきっかけに、自然科学へ興味を持つ人も現れるかもしれない。

Germainのサイトはこちら

脚注:

(※1)After Effects:アドビシステムズから販売されている、映像編集ソフトウェア。

(※2)Cinema 4D:ドイツ・MAXON Computer社から販売されている3Dコンピュータグラフィックスソフトウェア。