Who Are You?: 鶴田祐司さん(33歳) 洋服店経営者

駅のホームで、おふたりのお爺さんが会話をされていました。「あいつは本当にしようがないよな」「そうだな、変わらないな」「いっつも同じことばっかり」「イライラしてくるな」「お前のモノは俺のモノ、俺のモノは俺のモノ、だからな」こんなにご高齢になっても、ジャイアンに振り回されているのかと思っていたら、「本当にしようがないよな、アメリカは」ですって。グローバル!

日々の生活の中で、私たちはたくさんの人たちとすれ違います。でもそんなすれ違った人たちの人生や生活を知る術なんて到底ありません。でも私も、あなたも、すれ違った人たちも、毎日を毎日過ごしています。これまでの毎日、そしてこれからの毎日。なにがあったのかな。なにが起るのかな。なにをしようとしているのかな。…気になりません?そんなすれ違った人たちにお話を聞いて参ります。

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鶴田祐司(つるた ゆうじ)さん 33歳:洋服店経営者

夜遅くにすいません。今日は、お仕事帰りですか?

いえ、今日は休みました。マッサージに行ってからきました。

お!〈てもみん〉ですか? それとも〈もみ〜な〉?

いえ、個人経営のお店です。もみほぐしと鍼と電気で2000円なんです。めちゃくちゃいいですよ。

それは安い! どこにあるんですか?

千歳船橋です。嘘偽りなくいいところですよ!

やはり疲れてらっしゃるんですか? お仕事が忙しいから?

はい、疲れております。今日もマッサージされながら、めちゃくちゃいびきかきました(笑)。

どんなお仕事をされているんですか?

千歳船橋で洋服のセレクトショップをやっています。LICLE(ライクル)という店です。

ああ、お店も千歳船橋なんですね。オープンされてどのくらいですか?

2年です。

どうして千歳船橋にしたんですか? やっぱり素敵なマッサージ屋さんがあるからですか?

いえいえ(笑)。以前は、渋谷とか三茶で働いていたんですけど、もっと違う場所もあるんじゃないかな? って考えていたんです。砧とか経堂周辺とか。そしたら千歳船橋に良い物件があったので、速攻で決めました。

LICLEさんでは、どんなお洋服を取り扱ってらっしゃるんですか?

国内、海外ブランドのセレクトと古着を取り扱っています。

系統でいうと、どんなお店になるんでしょう?

今っぽい、無地のオーバーサイズのゆったりした感じですね。POPEYEに載っているような服とかブランドを置いています。

今の流行りは、ゆったりしているんですか? 特大サイズ? サカゼン系?

いえ、そういうのではありませんが(笑)、物によってはXXLとかもあります。基本的には自分のサイズよりもゆったり目に着てもらう感じですね。

メンズ服専門店ですか?

レディースも置いています。男性は幅広く、女性は30代の方に向けています。

LICLEというお名前の由来を教えてください。

LIKE(ライク)とCYCLE(サイクル)を合わせてのLICLE(ライクル)です。いろんな服を着て、また元に戻る。流行もそうですが、1周するという意味が込められています。先輩には「金融会社か!」っていわれましたけど(笑)。

私もそこにはお世話になりました。古着も扱ってらっしゃるということは、海外へ買い付けに行ったりもしているのですか?

はい。年に1回ほどですが、ロスとサンフランシスコに行っています。

買い付けって、大変そうですよね。どんな1日なのですか?

ロスに到着するのが、だいたい朝の10時くらいなんですけど、そこからレンタカーを借りて、夜の9時くらいまで古着屋とか、ディーラーとか、フリーマーケットなどを回ります。翌日も朝5時起きとかですね。それが2週間ほど続きます。めちゃくちゃ疲れます。

じゃあ、帰国後のマッサージはたまりませんね。むこうで絡まれたりしません? 怖かったこととか?

はい、絡まれます(笑)。ベルギー代表のルカクみたいなヤツが来るんですよ(笑)。

それは怖い(笑)。

英語は喋れないので、「私、まったくわかりません」といって、諦めてもらう作戦を取っています。

グッドな作戦ですね! お店を始める前は、渋谷、三軒茶屋で働いていたとおっしゃっていましたが、そちらも服屋さんですか?

はい。セレクトショップを転々として、独立しました。

もともと独立志向があったんですか? そのきっかけは?

はい。ずっと独立したかったんですけど、30歳のときに、離婚したんです。それがきっかけになりました。

離婚されて独立? 詳しく訊いても大丈夫ですか?

はい、もちろん(笑)。籍は入れていたんですが、式を挙げていなかったので、結婚式用の資金を蓄えていたんです。でも式の1ヶ月前に別れてキャンセルしたんです。その資金と融資を元に独立しました。あ、もちろん、元奥さんの分は返しましたよ(笑)。

なるほどー。いただいた応募メールには「自分のこれまでの人生がアリなのかナシなのか、話しながら振り返ってみたい」とありましたが、今日は振り返る話がたくさんありそうですね!

そんなにトピックはありませんよ(笑)。ただ僕は、現在33歳なんですけど、人生の中間地点にいるような気がしています。半分が過ぎて、今まではどうだったかな? なんて、考えるようになりまして(笑)。

じゃあ、これまでの鶴田さんのアリナシを振り返っていきましょう。

よろしくお願いします。

ご出身はどちらですか?

東京のあきる野市です。

あきる野市って、昔はありませんでしたよね?

はい。20数年前に、秋川市と五日市町が合併して、あきる野市になったんです。僕が小学校3、4年の頃ですね。

鶴田さんにとって、合併はアリでしたか? ナシでしたか?

いや、そこは別に(笑)。ただ僕は、あきる野といっても、端っこのほうで、最寄り駅は福生でした。横田基地が近くて、国道16号線沿いで遊んだりもしていました。

横田基地って開放しますよね? 行きました?

はい、しょっちゅう。大統領専用のジェット機とかに乗れたり、滑走路を自由に歩いたり。あとはピザがめちゃくちゃ美味しかった。ケーキは不味かった(笑)。

ピザはアリで、ケーキはナシだったんですね。当時の福生の治安はどうでしたか?

昔は、ちょくちょく事件が起きていたようですけど、僕が子供の頃はもう平和でした。基地の米国人さんも優しかったですし。

鶴田さんは、どんな子供でした? やんちゃ?

いえ、ずっと野球をやっていました。

町内の野球チームに入っていたんですか?

はい。

なにズでしたか?

多西ヤングライオンズです。ユニフォームが白と青で、ほぼ西武ライオンズでしたね。

東京でも福生あたりだとライオンズが席巻しているんですか? やっぱり西武線が近いからかな?

いえ、たまたまウチだけだと思います。他のチームは、巨人みたいなユニフォームが多かったですから。

鶴田さんのポジションは?

ずっとピッチャーでした。でも1回で10失点とか、1試合でフォアボールを10個くらい出すピッチャーでしたね(笑)。

WHIPの数値が気になりますね! でも小学生の野球チームって、結構厳しいですよね? 土日もガッチリでしょう?

はい。朝から練習でしたね。でもいちばん辛かったのは高校時代でしたが。

ああ、高校まで野球を続けていたんですか?

はい。小中高と。小中の野球は、楽しくやっていたのでアリでしたが、高の野球はナシでした(笑)。

あら、どうして?

本当に厳しかったんです。毎日ボコボコにされていました。

誰にボコボコされていたんですか?

監督です。グーパン、みぞおち、ケツバット、反省スクワット200回、坂道50本とか(笑)。

それは1回10失点とかだったから?

まぁ、基本的にはプレーのことで怒られていましたね。あとは声が出ない、出していないとか。

今では考えられませんよね。それくらい厳しかったということは、野球の強い高校だったんですか?

都立だったんですけど、そのなかでは、甲子園を目指せるかもしれないぐらいの高校でした。僕も野球がしたかったので、この高校に入学したんです。もちろん、甲子園には行けませんでしたが。

高校時代も鶴田さんはピッチャー?

はい。ピッチャーと内野をやっていました。

レギュラー?

はい、そうです。

すごいじゃないですか。でもそんなに忙しかったら、女の子との絡みなんて皆無だったのでは?

まぁ、そこは合間に(笑)。中学のときは花火大会に行ったりしていました。めちゃくちゃ淡い思い出ですね。久々に振り返りました(笑)。

お名前も振り返ってください。

カオリちゃんです。ちびまる子ちゃんみたいな可愛らしい子でした。音楽会の練習で帰りが遅くなって、みんなで肝試しをすることになったんです。それで、カオリちゃんと一緒になって、お互い話が合うことがわかって、「めっちゃ好きや!」って思って。「付き合ってください!」って…すげえ、覚えてますね(笑)。

すげえ、振り返りましたね! カオリちゃんとはつきあったんですか?

はい、中3のときに。でも、高校で別々になって、バレンタインデーに「お別れしましょう」ってフラれました。僕は、チョコがもらえると思って、ギャツビーのムースをつけて待っていたんですけどね。

じゃあ、高校時代は? こちらも合間合間に?

そうですね。あややに似ている野球部のマネージャーさんとつきあっていました。

マネージャーさんなら、スケジュールも同じですものね! じゃあ練習の合間に、あんなこと、こんなことをしていたんですか?

いえいえ、その頃は野球しか知らない純BOYだったので。

純BOY。ステキな響きですね。でも高3の夏で、野球からは引退しますよね。これまで野球漬けだったでしょ。やっぱりそのあとは爆発しました?

そうですね。モテたかったのでベースを始めました。文化祭でグワーっとやりました。

何をやったんですか?

ハイスタです(笑)。彼女に「全然リズム合ってないじゃん」っていわれましたけど。

あややにですか?

それはまた違う彼女だったんですけど。

あら。じゃあ、その子に高3ラストボムですか?

まぁ、そうですね(笑)。

純BOYじゃなくなったのかー。どこでボムしたんですか?

彼女の家です。おじいちゃんに「お前、うちで変なことすんじゃねえぞ」って出会い頭にいわれたんですけど(笑)。

けど?

変なことをする前提でお邪魔したのでしました(笑)。

引退後は超アリだったんですね。

まぁ、そうですね(笑)。欲という欲が全部出ていた頃です(笑)。

高校卒業後の進路はどう考えていたのですか?

当時からファッションに興味はあったので、スニーカーをつくりたいと思って、文化服装学院のシューズデザイン科を見学したんです。でもそのときは、革靴がメインだったので興味がなくなってしまい、大学に進学しました。

どちらの大学に入学したんですか?

城西大学です。

駅伝強いですよね! シード校! 城西大学はどちらにあるんですか?

埼玉の坂戸市です。

福生から通っていたんですか?

はい。でも福生からだと通いやすかったんですよ。八高線で高麗川まで行って、そこからバスが出ていたので。

城西大学に入ったのはアリでしたか? ナシでしたか?

ナシでしたね。

あら、即答。

結局、今となってはファッションの仕事をしているので、文化服装学院で専門的なことを学べば良かったと後悔しています。

でも当時は、ナシだと思いながら、大学生活を過ごしていたわけではありませんよね?

そうですね。サークル活動も頑張りましたし。

お! 何サークルですか?

ダンスサークルです(笑)。

なぜ、野球からのダンス?

高校時代に、先輩がダンスをやっているのを見て、格好良いなと思っていたんです。そのときは恥ずかしくて眺めているだけだったんですけど、大学では入ってやろうと決めていました。部長がラジカセを担いで、片膝ついて(笑)。

カッケー!!

ええ(笑)。真剣にブレイクダンスを4年間やりました。

頭でクルクルできるんですか?

今はもう無理ですけど、当時はできました。練習して、大会に出て、クラブに行っても、普通にお酒を飲んで、音楽を聴いて。健全な活動でしたよ。

女の子はいかがでしたか?

美容師の子と合コンをして、ひと目惚れした子とつきあいました。5、6回告白したあとに、やっとOKを貰えました。

また、おじいちゃんに「変なことすんじゃねえぞ」って?

おじいちゃんはいなかったんですけど、お父さんがいました(笑)。トラックの運転手をやっている一匹狼風の親父がいたんですよ。

おじいちゃんより、手強そうじゃないですか。

ええ。ですので、懐に入りました。

お! 気に入られたんですか?

そうですね。基本は無口だったんですけど、「いらっしゃい」から始まって、のち「ゴハン食べてくか?」になったんです。その2ワード目で、懐に入れたと感じました。

でもゴハンの時間までは彼女の部屋にいるんですよね?

はい。

下に一匹狼はいるんですよね。

そこは性欲MONSTERだったのでお構いなしに(笑)。

純BOYが進化した。

階段の音がしたりして。スリリングなんですよ!

でもMONSTERのあとに、一匹狼家族とゴハンを食べるんですよね?

そうです。顔と手を洗って、1回冷却してからですね(笑)。

逞しいなぁ。なにが美味しかったか覚えていますか?

1番記憶に残っているのはおかゆです。彼女が体調を崩していて、お見舞いに行ったら、美味しそうだったので「僕も食べていいですか?」って(笑)。

梅が乗ってるようなヤツですか?

ダシが効いたヤツです。すごく美味しかったですね。

大学生活、完全にアリじゃないですか。

振り返るとそうですね(笑)。お父さんともお酒を交わすようになりましたし、彼女とお母さんとお母さんの妹と一緒に湘南平へドライブもしましたし。ああ、またすげえ、覚えてますね(笑)。まぁ、1年半くらいでフラれちゃいましたけど。

そして大学卒業。早速ファッション関係に就職したんですか?

いえ、就活は全滅したんです。でもアルバイトとして、都内のセレクトショップに入りました。僕は、アメカジと古着が好きだったんですけど、そのお店はアメカジに特化していて、更にスタッフさんも格好良かったんです。

福生からお店まで通っていたんですか?

いえ、笹塚でひとり暮らしを始めました。4畳、風呂ナシ、共同トイレのアパートです。

家賃はおいくらでしたか?

2万円です。天井には穴があって、寝ていると横にいるんですよ。

いるって、アレですか?

はい。ネズミです。最初は外に追い払ったりしていたんですけど、最終的には一緒に寝ていました(笑)。家に帰ると布団にネズミの糞があるんですよ。

お金も無かったと?

お金は、服に注ぎ込んでいました。「お前はダサいから服を買え」って、お店の人にいわれていたので、毎月何十万円分も買っていましたね。給料が入っても、カードの支払いと家賃とかで、数千円しか残らない感じです。100円カレーばかり食べていました。

スジャータの銀色カレー!!

お昼もおにぎりをつくって、プラス100円ワンタンとか。本当にお金がないときは、お米と卵 or 納豆でした。

どれくらいネズミと住んでいたんですか?

2年近くです。

どうやってネズミと同棲解消できたんですか?

友達に誘われて、今度は三軒茶屋のセレクトショップに移ったんです。ちょっと余裕も出てきていたので、そのときに引越しもしました。上北沢だったんですけど、お風呂もありましたし、ネズミも出ませんでしたし、雨が降ったら大家さんが布団を取り込んでくれました(笑)。

三軒茶屋のお店には何年くらいいたんですか?

4、5年ですね。店長とバイヤーのようなこともさせてもらえましたし、個人経営店だったので、とても勉強になりました。

そのあと独立されたんですか?

いえ、最後にレディースもやりたかったので、その系統の会社で働きました。そこでは営業でした。

確実にステップアップ中のアリ期ですね! じゃあ、女性関係はいかがでしたか? アリアリだったんじゃないですか?

ああ、元奥さんと出会っていましたね。

どちらで知り合ったんですか?

三茶の飲み屋さんです。お互い違うグループで来ていたんですけど、そこは小さいお店なので、結局みんなで飲むことになるんです。僕は背の高い女性がタイプなんですけど、元奥さんは身長が175センチ。

鶴田さんは何センチですか?

170センチです。それで、彼女をすっかり気に入りまして、すぐにデートに誘いました。

初めてのデートはどこでしたか?

三茶の海鮮屋に(笑)。彼女もすごく飲む人で、「よし! このまま絶対に彼女の家に行こう!」なんて思っていたんですけど、つぶれてしまいましたね(笑)。

残念、性欲MONSTER!! でも、そんなこんなでご結婚に。

はい。つきあってから籍を入れるまでは早かったです。4ヶ月くらいでしょうか。彼女は関西出身で、バリバリの関西弁でノリツッコミもできるんですよ。向こうも振ってくるし、こっちが振っても返してくれるんです。「こいつ、めっちゃ面白い。結婚しよう!」と、プロポーズして、鶴田家で代々受け継がれている指輪を渡しました。

ああ、いい話。この時点、めちゃアリですよね?

はい。アリのピークです(笑)。それで相手の両親に挨拶に行ったら、お父さんが「かまへん、かまへん」って(笑)。梅田のかに道楽で。

使うよね! かに道楽!!

そのあと品川の割烹で、両家の顔合わせもしました。ただ、お互いお金もなかったので、僕が彼女の家で住み、結婚式が終わってから、引越もしましょうということになったんです。

ええ。ええ。ええ。

ただやはり、4ヶ月で結婚するリスクっていうのは、あったんですよね。色んなことが僕の器から溢れ出てしまって、抱えきれなくなり、離婚しました。

ここは?

完全にナシ期です(笑)。

でもLICLEの道がスタートですものね!

ええ、そうです(笑)。

マッサージに通うくらいお忙しそうですが、現在のプライベートはいかがですか? 大林素子級の彼女はいらっしゃらないんですか?

そんな高身長ではありませんが、じっくりと大事に攻め、やっとつきあえた人がいたんですけど、3日後にフラれてしまいました(笑)。せっかく赤レンガで告白したのに。

アハハハ! あ、すいません。

ですから現在は仕事のみです。

定休日はないんですか?

貧乏性なのか、基本的にはありません。店を開けていれば、誰か来てくれますし、売れますし、あとは夜になったら飲みにいくだけなので、そんなペースでいいかなと。まぁ、今日は休みにしましたけど。

今日、100人くらい来ていたらどうします?

泣きます(笑)。

お店に誰も来ない時間もあれば、売上が立たない日もありますよね。不安になったりしませんか?

めちゃめちゃなります。ずっとネットサーフィンしているわけにもいかないので、服をたたんだり、音楽を変えてみたり(笑)。「こんな音楽がかかっているんだ」って入って来られるお客さんもいらっしゃるんですよ。本当にやることがないときは、英会話の勉強を始めています(笑)。

ベルギー代表のルカクみたいなやヤツと話せるように。

はい(笑)。

ネット通販はやっていないんですか?

やっています。営業中にブツ撮りをして、パソコンで切り抜いて。レディースは友達に着てもらって、メンズは僕が着て、着用写真も載せています。僕は、いかり肩なので、本当は普通の体型の人に着てもらいたいんですけどね(笑)。ワンシーズン200着はアップしています。利用される方は多いですよ。

もっとお店を増やしたいとか、広くしたいとか、野望はあります?

そうですね。お酒が好きなので、お店を広げてバーもやりたいですね。

それも千歳船橋で?

はい。同じ場所でやりたいです。一軒家を借りて、2階をバーにして、1階は洋服屋とか。仲間を増やして、そういうのができたら最高ですね。何年後になるのか、達成できるのかもわかりませんけど(笑)。

すいません、私、あまり千歳船橋では降りません。

ぜひ降りてください(笑)。居酒屋さんとかも、個人経営のお店が多いので、ふらっと入れて楽しいと思いますよ。〈キッチンメグ〉もオススメです。ちょうどお店の裏にあるんですよ。相撲が大好きなおばちゃんがいるんですけど、前日にスナックで歌い上げた親父たちがそこで飲みながら、タバコを吸いながら、ダラダラと話しているような店です。その横で僕はランチをいただいております(笑)。

キッチンメグは?

もちろんアリです!

では、鶴田さんの今はアリですか? ナシですか?

アリ寄りのアリです!

アリアリではない?

まだ返さないといけないモノも残っていますし。命すり減るくらい頑張ります(笑)!

でもナシ寄りのナシじゃなくてよかったです!

ナシ寄りのナシだったら、もう病んでますよ(笑)。

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