Sean Hutchinson

Sean Hutchinson

Sean is a writer and editor based in Brooklyn, New York. 

  • 世界最大のファッション・アクティビズム〈Fashion Revolution〉

    私たちの衣料品は、大半が石油由来だ。石炭を動力とする工場で大量の水を消費しながら、製品の8割は18〜24歳の女性低賃金労働者によって製造され、世界中に出荷される。つまり、現在のファッション業界は、世界でもっとも環境を汚染している業界のひとつだ。

  • ホノルル市長が語る ハワイの新たな取り組み

    「もし、あなたの家が火事になったらどうしますか? 部屋の中で黙って最善の結果を祈るでしょうか? そんなはずはありません。誰もが、火を消すためにあがくでしょう。米国第13の都市、ホノルルの市長である私は、気候変動が私たちの島々を徐々に蝕むさまを目の当たりにしてきました」

  • 圧倒的破壊兵器としての〈性暴力〉

    女性や少女に対する性暴力は、現在、各地の紛争で兵器として利用されている。その中には、南スーダン、ミャンマー、コンゴ民主共和国での紛争も含まれるが、それらは、一例に過ぎない。

  • ソマリア紛争に立ち向かう〈サーフィン・セラピー〉

    アルシャ・バブによる爆破テロ現場からわずか数キロ、青く澄んだ海に沿った長く白い砂浜で、少年兵と若者の更生のための新たな取り組みが行なわれている。NPO団体〈Elman Peace〉は、海賊行為で悪名高いこの場所で、ソマリアの海、サーフボードを、前向きな変化のきっかけにしようと奮闘している。

  • 先入観への挑戦 暴力と戦うコロンビアの女性グラフィティ・アーティスト

    2016年11月、コロンビア政府とコロンビア革命軍(FARC)が和平合意に至り、50年以上続いた内戦に終止符が打たれた。内戦では、20万人以上の命が奪われ、700万人近くが住む場所を追われた。それから1年が過ぎ、女性たちは、自らの役割を奪い返すために、ストリートでグラフィティをツールに、ジェンダー問題、人種問題、性暴力などを助長する先入観に挑んでいる。

  • 完璧な虫歯対策が効かない理由

    ハミガキ粉に含まれるフッ素は、効果を発揮するには充分ではない。むしろハミガキ粉には、毒性物質が含有されている。マウスウォッシュに含まれるアルコールは、99%のバクテリアを殺すが、同時に口内の微生物の働きを阻害し、その結果、歯茎が乾燥して口臭につながる。

  • SNSを武器に闘うジャーナリストたち 『ラッカは静かに虐殺されている』

    IS支配下にある故郷ラッカの惨状を撮影し、決死の覚悟で世界へ発信する、シリアの勇敢な市民ジャーナリスト集団〈RBSS(Raqqa is Being Slaughtered Silently)〉。彼らの活動に密着したドキュメンタリー作品『ラッカは静かに虐殺されている』が、現在公開されている。ドキュメンタリー作家でもある監督のマシュー・ハイネマンに話を訊いた。