刑務所からの手紙 ②
HIVに感染しているひとりの日本人服役囚に「幸せに感じられる何かを見つけろ」といわれて、心の持ちようが変わった。彼は常に微笑んでいるような男だった。彼がそのような事実に直面しているにもかかわらず、幸福を感じることができるのであれば、俺にだってそれが可能なはずだ。
いまなお沖縄戦のトラウマに悩まされる老人たち 蟻塚先生の診察室からの報告
眠れない。死体の匂いがする。死んだ人の顔が見える。足の裏が熱い。寝ていると体を触られた感じがする。戦争の記憶が70年以上たった現在も沖縄のお年寄りの多くを苦しめている。生き残った自分を責め続けている人もいる。これで平和になったと言えるのか。どうしたら忌まわしい記憶から解放されるのか。沖縄と福島でトラウマ治療に取り組んでいる蟻塚亮二医師に話を聞いた。
モスル奪還への道 ① 丘上からISを狙うペシュメルガ
バクダットからおよそ400キロ北西に位置するイラク第二の都市モスル。2014年6月よりISが占拠しているが、2016年3月、イラク政府は、アメリカを中心とする有志連合の協力と共にこの地の奪還作戦を開始。モスルを取り戻すことが、IS壊滅への道に繋がるのだ。シリーズ第1回。