女性
ヒジャブを手に自由を叫ぶイラン人女性たち
2017年5月、米国を拠点に活動するジャーナリストのマシ・アリネジャド氏は、〈White Wednesdays〉という抗議活動をはじめた。ヒジャブ着用を義務付ける法律に反対した女性たちが、白いヘッドスカーフを被り、またはそれを手に、毎週水曜日に集うのだ。抗議活動は1年ほど続いたが、ここ数ヶ月で事態は急展開を迎えた。
はじめてのブラジャー
25年間、ちゃんとしたブラジャーをつけてこなかったツケがとうとうまわってきた。おっぱいを雑に扱い続けた結果、私のおっぱいは垂れ始めてしまった。早急に、ブラジャーを買わなければならない。おっぱいの怒りを鎮めるため、ATMで下ろした1万円を握りしめ、夜の渋谷へと向かった。
セルライトはどうして〈悪〉なのか
現代社会は、皮下脂肪を敵視している。しかし、生物学的に、セルライトの発生は不可避なのだ。フランス国立健康・医療研究所の上席主任研究官であり、脂肪組織の専門家のマックス・ラフォンタンは、こう説明する。「第二次性徴のひとつです。胸と同じです」
オフィスの空調は男女差別主義者なのかも
女性たちは白湯を入れたマグカップを両手でぎゅっと握りしめ、ダウン・コートを着込んで電話に対応している。真冬でもお昼は外に出て、日光に当たろうとする。一方、多くの男性は、オフィス環境を快適だと感じている。これはどういうことだろう? 女性の体温が低いのか、あるいは、男性があまり温度に頓着しないだけか。
女性の身体に神出鬼没する青アザの正体
人間の皮膚は3層構造になっている。いちばん上の、私たちが目にする層が〈表皮〉。その下が、毛細血管、汗腺、毛嚢などがある〈真皮〉。そして最下層が、主に脂肪、そして血管や神経が走る〈皮下組織〉だ。真皮か皮下組織の血管が破れ、血液がその周囲の組織に流れだすとアザになる。
苦難の道を歩むコンゴの女性版サプール〈サプーズ〉
コンゴ民主共和国の女性版サプールであるサプーズ。彼女らは何を求め、ファッションに情熱を注ぐのか。アイデンティティーというキーワードをもとに、コンゴ女性が直面する多くの問題について、サプーズに聞いた。
産後復帰を目指す女性アスリートの現状
女性アスリートは、現役復帰という厳しいタスクを身体に課した後、産後に職場復帰する女性と同じく、社会からの期待、水準の低い産休、育休制度などの問題に直面する。しかし、そんな負担を抱えながらも競技復帰して卓越した力を発揮できることを女性選手たちは再三にわたって証明してきた。
女性らしさを取り戻す人口乳首の可能性
ミシェル・コラス=アーベルは、2011年の終わり頃から、乳がん手術を受けた女性たちのために〈人工乳首〉の製造を始めた。彼女自身も乳がん手術を受け、現在は寛解期にある。がんでダメージを受けるのは肉体だけではない、と彼女は語る。身体は、手術や化学療法で回復するが、自尊心や自信が失われてしまうのだ。
中絶禁止法案に反対するポーランド女性たちの肖像
ポーランドでは、2016年10月3日の月曜日が〈ブラックマンデー〉と呼ばれるようになった。ポーランド全土の女性たちが、各地でストライキを決行し、新たに提出された中絶禁止法案に反対した。この法案が可決されると、ポーランドにおける中絶は違法となり、中絶手術を受けた女性と施術した医師は、最高で禁固5年が課せられる。
乳幼児の死から考える米国の保育所問題
米国では、700万人近い未就学児が何かしらの施設に預けられており、そのうち500万人はホーム・デイケアを含む保育施設を利用している。毎日8時間も我が子を他人に預けているのは、何とも恐ろしい現実であるが、しかしそれもやむを得ない。米国は、有給の産休・育休を保証していない唯一の先進国なのだ。