フード
痙攣級の異臭を放つ最高級チーズ
ときとして、物事は絡み合って美しさを生みだす。様々な要素がまるで示し合わせたかのように、ここぞという瞬間に融合し、卓越性を生みだすのだ。〈スティンキング・ビショップ〉も、偶然から生まれた。悪臭を放ちながらも、単純な美味しさと複雑なクリーミーさが特徴的なチーズだ。
ビニール袋にたっぷりの真っ赤な液体
サン・ルイス・ソヤトラン(San Luis Soyatlán)は、メキシコ最大の湖沼、チャパラ湖の南岸に位置する農業の町。車で町なかに入ると、真っ赤な液体がつまったビニール袋を手にする町民の多さに気づく。もしかして、吸血鬼がこの辺りに店を構え、同胞に日々の糧を安く卸しているのだろうか。
インドピザのゴッドファーザー
オープン当初は、古き良きニューヨークスタイルのピザをスライスで販売していたが、「まかないのピザで、ちょっと遊んでみた」と彼は語る。「僕の生地は、誰にも真似できない。誰もつくり方を知らない。秘密なんだ」
パチモン・レストランをロンドンNO.1レストランに仕立て上げる
デマ情報ばかりが流れるこの世界で、世間は自ら望んで、完全なるデタラメを信じ込もうとしている。ならば、〈偽レストラン〉も不可能ではないのでは?検証しよう。偽レビューと、神秘的な雰囲気と、ナンセンスの力を借りて、実際に挑戦してみよう。トリップアドバイザー上で、自宅の物置スペースを、ロンドンのトップ・レストランに仕立て上げるのだ。
UHA味覚糖がコロッケをつくったワケ
日本のお菓子メーカー〈UHA味覚糖〉は、きのこやごぼうなどの素材を活かした〈Sozaiのまんま〉シリーズを販売している。きのこやごぼうに次いで発売されたのは〈コロッケのまんま〉だ。なぜ素材をお菓子にしたのか?そもそもこれはお菓子なのか?大阪まで開発者を訪ねた。
SPIRIT of CONGO ープロレス、サプール、黒魔術ー 05.キンシャサ・フード
SPIRIT of CONGO、コンゴ民主共和国キンシャサ取材もいよいよ最終回。今回の取材のメインであった黒魔術プロレス、キンシャサ・サプールに続く、最終回のテーマは〈食〉。
ペットフードは人間フードになりうるのか
確かにペットフードはおいしそうだ。茶色いドロッとしたペットフード。となると、人間だって犬用のペットフードを食べれるんじゃないか、と考えてもまったくおかしくない。そこでこんな疑問が浮かぶ。「もし、ウチの犬のペットフードを口にしたら、どんな悪影響があるんだろう?」
SPAM祭り2017
〈スパムメール〉の語源といえば、ランチョンミートの缶詰〈SPAM〉。商品名の〈SPAM〉を連呼する五月蝿いCMと、それをコントとして取り上げた『モンティ・パイソン』が由来となっている。そんな〈ウザい〉存在の代名詞となったSPAMだが、美味いものは美味い。そしてそんなSPAMをこよなく愛する人たちがいる。今年も〈SPAM〉祭りは盛り上がった。
ピザより美味しいメキシコのトラユーダとは
メキシコ合衆国の南部に位置するオアハカは、メキシコ国内においてもかなり特色の強い食文化で知られている。そのなかでも〈メキシコ版ピザ〉と称されるトラユーダは、屋台から市場の食堂、更にはレストランでも楽しめるオアハカのソウルフードである。その魅力を探った。
メキシコの路上ジャンクフードを学ぶ
朝食、昼食、夕食といった〈正式な〉食事だけではなく、あたりまえのように間食し、ほぼいち日中食べているというメキシコ人。そんな彼等が最も気に入っているレストランは〈路上〉にあった。メキシコ人にとって、完全に生活のいち部になっているストリートフード。そのジャンクぶりを見てみよう。
BURGER KING〈ヘルシンキ・サウナ店〉
日本とタメを張るサウナ大国、フィンランド。首都ヘルシンキには、なんと、サウナを併設するバーガーキングがある。いくらサウナ大国とはいえ、常軌を逸した高温の中でワッパーを頬張るとは、いささか行き過ぎではなかろうか。しかし、いざバーガーキング・サウナを体験してみると、味とは関係ないにせよ、おもわぬ満足感に満たされる。
ジョン・ジョセフ(CRO-MAGS) が説く健康生活
ハードコアシーンの重鎮CRO-MAGSのフロントマンが、数々の修羅場をくぐり抜けた果てに、健康生活を説く。「自らに負けてはならない。心に鞭打って、目を覚まし、きちんと栄養を摂って、トレーニングを続けろ」。来日直前のジョン・ジョセフがカマした、2015年の年頭所感を紹介。