HC/HM/HR

  • デッド(MAYHEM)からの手紙

    1991年4月8日、ライフルで自らの頭を撃ち抜き、早すぎる死を迎えたデッド。彼は、ブラックメタルのパイオニア的バンド、MAYHEMのフロントマンであり、更には数々の悪名高い事件に関与し、様々な伝説を残した。そんな彼が文通をしていたことをご存知であろうか。〈Letters from the Dead〉が、限定666冊で刊行された。

  • タイミングを逃した歴史的名盤 BLACK FLAG『DAMAGED』

    ハードコアを語るとき、絶対に欠かせてはならないのがBLACK FLAG。彼らがいなければ現在のハードコア、そしてオルタネイティヴシーンは、180度違う道を進んでいたと断言できる。彼らの1stアルバム『ダメージド』は、間違いなく歴史的名盤だ。しかし、そんな大名盤も当時は〈遅れた作品〉だったという。『ダメージド』を中心に、当時のBLACK FLAGを探る。

  • 超重量級師範 INTEGRITY

    クリーヴランドが生んだ暗黒メタル・ハードコア・キングINTEGRITYが、最新作『Howling, For The Nightmare Shall Consume』を引っさげて来日。創始者であるドゥイド・ヘリオンにインタビュー。あと数年で五十路を迎える男だが、現場から離れる素振りもヘッタクレもない。

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  • 麻薬戦争と闘った南米メタル王の軌跡

    1980年代後半のテロ時代、アンティオキア県北部にある県都メデジンは、世界一の殺人都市として知られていた。しかしメデジンはそれだけではない。コロンビアにおいて、ロック、パンク、ヘヴィメタルの中心都市でもあったのだ。それらの文化的な革命が起きていたシーンも、暴力の大混乱のなかに巻き込まれていた。

  • 大成功も〈副作用〉でしかない21世紀のメタルヒーローMASTODON

    グラミー賞へのノミネートがこれまでに3回、様々な映画への楽曲提供、そしてアルバムを出せば、ビルボードチャートベスト10に必ずランクイン。アトランタ出身のMASTODONは、間違いなく現代を代表するスーパーメタルバンドだ。もちろん最新作『エンペラー・オブ・サンド』も大ヒット。しかしこのスーパー4人組はデビュー当初から何も変わっていないのであった。

  • ヘンリー・ロリンズの俳優人生を振り返る

    ヘンリー・ロリンズ。いわずもがな、SOA、BLACK FLAG、そしてROLLINS BANDのフロントマンとして、ハードコア〜オルタネイティヴ・シーンのど真ん中を突き抜けてきた。現在では音楽以外にも様々な分野で活躍しているが、そのなかでも際立っているのが俳優としてのキャリア。20年にも及ぶ彼の俳優人生を振り返ってみよう。

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  • 南米のブラックメタルがベスチャルなワケ

    ペルビアン・ブラックメタルの雄〈Goat Semen〉が2015年、アルバムリリースのタイミングで、Noiseyの取材に応じていた。国内でのブラックメタル普及を目指し、今更ながらエリック・ネイラのインタビューを公開。南米産ブラックメタルのベスチャルなサウンドは、ベスチャルな南米の環境から生まれるべくして生まれたサウンドだ。

  • メタルを演奏するロボットの奴隷となった人間へのインタビュー

    ロボット・バンドというと、ビープービープーいってる脳足りんエレクトロニカをみんな想像しがちだ。これまで見たロボット・バンドや楽器は、どれもヘッポコでヘタクソだった。でも俺のロボットはハンパじゃない。もし、ロボットが最大出力で演奏するのを見たくて、メタルとかグラインドコアが好きだったら、俺たちのバンドをお薦めする。

  • 『THIS IS BOSTON, NOT L.A.』から35年 THE PROLETARIAT復活

    現在のシーンにも多大な影響を与えたハードコア・コンピレーションの金字塔『This is Boston, Not LA』。その中でも異質な存在感を放っていたのがTHE PROLETARIAT。周辺のバンドが右翼化・メタル化していく中で、彼らは独自の世界を築き上げていた。あれから35年。ファーストアルバムの再発と共にバンドも復活。フロントマンのリチャード•ブラウンに話を訊いた。