ハリウッド

  • 口を噤むハリウッドの男たち

    ジェームズ・フランコ、ユアン・マクレガー、アジズ・アンサリ、サム・ロックウェルは受賞者として壇上にあがったにも関わらずこの話題を避け、批判の的になった。「男同士の〈連帯感〉にはもううんざり。お願いだから声をあげて」と懇願する記事も掲載された。ツイッターには、影響力を持つ男性こそ〈性差別反対〉と声をあげるべきだ、という怒りの声があふれた。

  • 今年のベストドレッサー賞は着回し上手のティファニー・ハディッシュで決まり

    日本未公開の『Girls Trip』(2017)で、お下品なキャラクターを演じて大ブレイクしたコメディアン、ティファニー・ハディッシュ(Tiffany Haddish)がアカデミー賞で注目を集めた。

  • 〈包摂条項〉がハリウッドを変える

    アカデミー賞主演女優賞を受賞したフランシス・マクドーマンドは、スピーチの最後を謎の言葉、〈inclusion rider〉で締めくくった。英語圏に暮らす人々も聞き慣れないその言葉の意味とは。彼女のスピーチがハリウッド映画界の人種、ジェンダー問題に与える影響とは。

  • 『ブレードランナー2049』 の撮影現場に潜入

    10月27日から日本公開される『ブレードランナー2049』。荒廃した未来の世界はどのようにつくられたのか。ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、プロダクションデザイナーのデニス・ガスナー、そしてプロデューサーのアンドリュー・A・コソーブを案内役に、その舞台裏を探った。

  • 『ブレードランナー2049』の出演者とスタッフがオリジナル『ブレードランナー』を振り返る

    遂に10月27日から日本公開される『ブレードランナー2049』。ハリソン・フォード、ライアン・ゴズリング、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督を取材し、SF映画の超クラシックである前作『ブレードランナー』から受けた影響などを語ってもらった。

  • HOLLYWeeDサイン悪戯事件の犯人インタビュー

    2017年が始まると、ロサンゼルスを象徴する〈HOLLYWOOW〉サインが〈HOLLYWeeD〉サインに変わっていた。ちょっとした悪戯が新年を飾るニュースとして報じられると、吉兆か!?、と世間はにわかに沸き立った。

Advertisement
  • スターウォーズのモンスターを産んだ職人のいいはなし

    スター・ウォーズ・シリーズの一作目である『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977)で、チャルマンの酒場に集うエイリアンたちのマスクを制作し、更に中に入って演技をしていたのも彼。

  • 宇宙ゴミとして廃棄すべきスター・ウォーズ・ソング

    いくらスター・ウォーズだからといって、すべてが素晴らしく、すべてが完璧とは限らない。特に音楽。便乗系アニメ・ミュージックから、ブラスターの発射音入りディスコ・ミックスまで、様々なスター・ウォーズ・ミュージックがあるのだから。

  • ハリウッド出入禁止  要注意映画監督アレックス・コックス

    映画のタイトルに 「Rashomon」という言葉を入れたのは逆効果だったかもしれない。今の時代、『羅生門』を観た人なんてほとんどいないだろう。

  • もうひとつの『ストレイト・アウタ・コンプトン』

    通称DPG、DOGG POUND GANGSTAは、ギャングスタラップ界のスポークスマンであると同時に、現代のポップカルチャーを代表するアイコンとして知られるSNOOP DOGGが率いる軍団の総称だ。そのなかに、アーティスト兼ビジネスマンとして暗躍する唯一の日本人メンバーがいる。男の名前はDJ 2HIGH。

  • 科学技術から生まれた分身 デジタル・ヒューマン

    90年代後半から取り組まれてきた「デジタル・ヒューマン」の開発。人の表情は、魔法のように繊細であり、神秘的であり、科学では到底真似できないと考えられていた。例えばフルCG映画『ポーラー・エクスプレス』(2004)。キャラクターの表情が乏しく、生気がまったく感じられなかったため、クリスマス映画としては相応しくない作品として語られている。

  • 監督・女優ローズ・マッゴーワン ハリウッドのセクシズムを斬る

    ローズ・マッゴーワン。『スクリーム』や『ハード・キャンディ』などに出演し、美しい黒髪とセクシーな唇で、世界中のオトコたちを虜にしたアメリカ女優。特に90年代には、マリリン・マンソンとの婚約(その後破棄)や、歯に着せぬ様々な発言と大胆な行動で、お騒がせ女優兼セックスシンボルとして時代を駆け抜けた。