メキシコ
国境の壁をめぐる米国内の動き
トランプ大統領が建設を計画する米墨国境の壁をめぐり混沌とするトランプ合衆国。〈国境の壁〉コンペ、フェイズ1の募集締切が明日、3月29日に迫るなか、米国各地の自治体は壁建設反対の動きを強め、建設参加を希望する企業を牽制する法案が、各地で続々と起草されている。〈恥辱の壁〉とも称される国境の壁は完成するのだろうか。
ティフアナで足止めを食うハイチ難民の喜怒哀楽
ハイチ人の多くは、まともな生活環境を求めて国外に移住せざるを得なかった。ブラジルへ移民したハイチ人は、サッカー・ワールドカップやオリンピックのためのインフラ整備の仕事などに就いていた。しかし、オリンピックが閉幕するなど、ブラジルでの生活が苦しくなったため、多くのハイチ人が米国を目指し旅立つ。メキシコから米国への入国を目指すが、ティフアナをはじめとする国境沿いで足止めを食っている。
新着物件情報にリフォーム済のコカイン御殿
「この家は何年も放置されていました」と匿名希望の不動産仲介業者は教えてくれた。政府がアレジャノ・フェリックス・ファミリーの財産を押収した後、邸宅は売却され、リフォームされ、賃貸物件として復活した。
エル・チャポ逮捕後のナルコビジネスを牛耳る麻薬王たち
世界随一のお尋ね者、麻薬王エル・チャポが2016年1月8日、メキシコ麻薬密売揺籃の地、シナロア州で逮捕された。現在、エル・チャポは鉄格子の中にいる。アメリカ麻薬取締局は国際的最重要指名手配犯を掲載するウェブページで、彼の写真に「逮捕済」と刻印したが、世界中に麻薬王はまだまだいる。
メキシコ麻薬戦争の最前線映画『カルテル・ランド』の裏側を語る
メキシコ麻薬戦争をとらえたドキュメンタリー映画『カルテル・ランド』。製作総指揮のキャスリン・ビグローと、マシュー・ハイネマン監督が、自らこの映画の裏側を語る。
麻薬神バブルに沸くエル・チャポ再逮捕後のLA
チャポと同じBARABASのシャツ、チャポTシャツ、チャポ・ソング、チャポ・タコス。チャポ・バブルに沸くLAのストリート、弾けんばかりの勢いでエル・チャポを奉り懐を潤すビジネスマンたちに直撃取材。
ショーン・ペンに全く興味のない 麻薬王エル・チャポ
エル・チャポと、メロ女優が交わしたゾワゾワするメッセージのやり取りを読む限り、逃亡中の麻薬王は、自身の安全、アメリカの誇る名優、どちらにも全く興味がなかったようだ。
エル・チャポが潜伏していたアジトと逃走に使ったトンネル
エル・チャポは、シナロア州ロスモチスの隠れ家に、数名の護衛とともに潜伏していた。海軍が突入すると、彼は、地下の衣装部屋にある、鏡の裏に準備された隠し扉から、自堀りのトンネルを伝って下水路へ逃げ出した。
蜂の巣にされた山村 エル・チャポ狩りの悲劇
2016年1月8日、メキシコの麻薬王「エル・チャポ」が逮捕された。2015年7月の脱獄以来、半年間、メキシコ当局が捜査を続けた結果だ。しかし、その間、多くメキシコ国民が捜査の犠牲になっていた。