映画
クリストファー・ノーラン作品ってほんとは駄作なんじゃないか?
2020年9月18日(金)全国公開される、クリストファー・ノーランの新作『TENET テネット』。公開に先駆けて、VICE France記者からの辛口レビューをお届けする。
時代を超えて私たちを魅了するジャンヌ・ダルク
映画監督と観客を魅了してやまない聖人、ジャンヌ・ダルク。90年前のサイレント映画『裁かるゝジャンヌ』は、当時のジェンダー規範に抗い、信仰心を貫いた彼女の姿をありありと描いている。
今こそ『イングロリアス・バスターズ』が必要だ
ホロコーストの復讐を題材にしたクエンティン・タランティーノ監督の『イングロリアス・バスターズ』は公開から今年で10年。史実に基づいてはいないが、現代に生きる私たちに爽快感と力を与えてくれる作品だ。
知られざる1920年代のポルノ映画〈スタッグフィルム〉
映画黎明期に誕生し、60年代後半~70年代のポルノ黄金期に衰退した、過激な性表現を特徴とする映画作品、スタッグフィルム。この〈職場閲覧注意〉アートが今、絶滅の危機に瀕している。
映画『にくのひと』監督・満若勇咲が追う現代の部落差別②
長野市の隣人部落差別事件を取材、ニュースにして部落差別の現状を世に訴えるべく奔走する満若勇咲。前回に続くインタビュー第2部では、彼の生い立ちから監督作『にくのひと』の一般公開中止にまつわる挫折体験、現在取材中の鳥取ループによる「全国部落調査」復刻版出版事件までを語りつくす。
なぜコナンが追いかける犯人は〈プラスチック爆弾〉を使うのか
軍事評論家にもろもろ伺いました。Q:12作目『戦慄の楽譜』の冒頭シーンで、プラスチック爆弾により2人が死亡、1人が重傷を負う事件が起きています。この爆発では、どのくらいの量のプラスチック爆弾が使用されたと考えられますか?
映画『にくのひと』監督・満若勇咲が追う現代の部落差別①
長野市で発生し、長年にわたってある一家を苦しめている隣人部落差別事件。2007年に20歳で兵庫県加古川市の屠場を舞台にドキュメンタリー映画『にくのひと』を撮った満若勇咲が、この事件をテキストと動画でレポート。満若のインタビューと合わせ、公開する。
小林勇貴監督が語る『実録・不良映画術』、『全員死刑』、『ヘドローバ』のころ。
昨年は初の著作『実録・不良映画術』を発売し、商業デビュー作『全員死刑』、商業第2作『ヘドローバ』を公開した小林勇貴監督。ブレーキが壊れたように走り続ける小林監督の発想の源に触れるべくインタビューをした。
地獄のような絶望的世界を描いた名作『核戦争後の未来・スレッズ』
1984年、BBCは、あるテレビ映画を放送した。あまりにも不穏な同作品は、日本原爆投下後40年を記念して、1985年に再放送されたきりだった。タイトルは、『核戦争後の未来・スレッズ』。いち度観たら忘れられない作品だ。2018年1月、待望の高画質版Blu-rayが発売された。