Music
ダニエル・ジョンストンを喪って私たちが失ったもの
音楽でアウトサイダーとしての繊細な感情を、アートで子どもみたいな摩訶不思議な世界を表現したダニエル・ジョンストン。彼の〈真剣さ〉こそ、この世界で私たちが心から必要としていたものだった。
イタリア移民の希望の光となる西アフリカヒップホップ
BOOKU N’ DALやジョイを始めとする西アフリカ出身アーティストたちは、音楽こそが、近年イタリアで高まる反移民感情に対抗する武器だと信じている。
セラピストが語る、セラピーとしてのジョン・メイヤー
セラピーでジョン・メイヤーの歌詞を借りるなんて、薄っぺらい治療だと思われるかもしれないが、実際、このアプローチは科学的に説明されている。〈表現アートセラピー〉と呼ばれるこの療法は、文章、詩、音楽などクリエイティブな表現を用いることで、患者は自らの感情に入り込むことができ、彼らの内面に変化が生まれる。
NIRVANAがBLURの『モダン・ライフ・イズ・ラビッシュ』に与えた影響
「『ネヴァーマインド』は敵だと認識してた。もちろんその〈敵〉を大いにリスペクトしていた。だけど自分たちは、それとはまったく違う作品をつくらなければ、と決意していたんだ」ーーグレアム・コクソン
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チャイニーズヒップホップの希望の星 HIGHER BROTHERS
ニュー・アルバム『Five Stars』をリリース。「世界じゅうに〈Worldwide Shit〉を」と意気込むHIGHER BROTHERS。ゴリゴリのトラップを聴かせる4ピースは今、飛躍のときを迎えている。
インディー・ロック師弟対談:TEENAGE FANCLUBとDEATH CAB FOR CUTIE
ノーマン・ブレイクとベン・ギバードが、インディー・ロックのソングライティングの頂に君臨した30年を振り返る。
ENDONがそれでも〈バンド〉である理由
要素分解すると浮かび上がるのは、明らかに歪な経路を辿るチャート。かつてなく〈ロックバンド〉の体裁でありながら、ハイコンテクストに〈ノイズ〉でしかない存在感は、ENDONならではのエクストリーム。