ムスリム
叔母の死を通して学んだインドネシア人にとっての霊の存在
インドネシアでは、地域によって程度の差はあるものの、〈ルー〉と呼ぶ霊が生活に深く根ざしている。特にインドネシアのマレー半島で暮らすムスリムたちが霊的、超自然的な存在を信じる習慣には、長い歴史がある。そもそも、そういった習慣は、この地にイスラム教が根付く以前からの土着信仰にルーツを持つという。
シャーマンと過ごしたカザフスタンでの奇妙な冬
カザフスタンの女シャーマン、ビファティマ・デゥアレトワ。彼女のもとには、不治の病の治癒を願う者、薬物依存に打ち克とうとする者、妊娠を望む者が集う。羊を屠り、神に動物の魂を捧げて、邪悪な精霊を取り除くという、イスラム教の供儀〈クルバン〉を執りおこなう模様をまとめたフォト・レポート。
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