• 〈日常〉と〈原爆〉を繋ぐアニメーション映画『風が吹くとき』

    掃除をして、食事をして、会話をする夫婦の生活のなかに、戦争があり、原爆があり、死があった。

  • 地獄のような絶望的世界を描いた名作『核戦争後の未来・スレッズ』

    1984年、BBCは、あるテレビ映画を放送した。あまりにも不穏な同作品は、日本原爆投下後40年を記念して、1985年に再放送されたきりだった。タイトルは、『核戦争後の未来・スレッズ』。いち度観たら忘れられない作品だ。2018年1月、待望の高画質版Blu-rayが発売された。

  • 〈地球を守るため〉小惑星への核攻撃

    1998年公開の映画『アルマゲドン』は、科学的に間違った設定が多く、散々嘲笑されてきた。しかし、地球に衝突する可能性のある小惑星への核攻撃、という『アルマゲドン』の基本設定は、世界中の地球防衛研究者たちが実際に研究対象としている分野である。

  • 過激な環境活動家 ゴジラ

    このモンスター・キングは、数々の作品のなかで、幾度となく日本を救い、また、破壊している。その壮大な歴史を貫くのは、妥協を許さない姿勢である。それが最も顕著に表れているのが、環境問題をテーマにした、1971年の実験的な警鐘映画『ゴジラ対ヘドラ』だ。

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