写真

  • Tinderで出会った他人との濃密なポートレート

    24歳の写真家マリー・ヒルドは、超表層的な特性のSNSが、実生活での他人とのかかわり方にも影響している、と信じている。その明白な例は、デート文化の進化の仕方だ。そこから着想を得たのがヒルドの新しいアートプロジェクト〈Lifecontruction〉。彼女がTinderで出会った他人と撮影した、親密なポートレート・シリーズだ。

  • 写真で振り返る90年代レイヴ・カルチャー

    1990年代、レイヴ・カルチャーは、草創期のガラージを鳴らしながら、ドロまみれの無料野外パーティーから、クラブに舞台を移した。ロンドンのウエスト・エンドのティーンエイジャーたちがハマっていたのは、ジャングルとガラージ、そして、そのふたつのジャンルを結びつける、異形のレイヴ・パーティーだった。

  • 忘れられた戦い 写真で知るアフガニスタンの疲弊

    2017年8月、ドナルド・トランプ米国大統領が、タリバン壊滅、ISIS撃破、敵兵を匿うパキスタンの封じ込める、新たな対アフガニスタン政策を公表した。「私たちが実施するのは、国家再興計画ではない」とトランプ大統領は言明。「テロリストの殺害だ」。もはやこれは、アフガニスタンのみんなの心を救う戦いではないことが明確になった。

  • デートで失敗するたびにホラー写真を撮る男

    1970年代ホラー映画のマナーを踏襲した作品をつくるアーティスト、ロバート・ヒッカーソンは、出会い系アプリでの失敗体験を恐ろしげなイメージに昇華させて提示する。何を隠そう、ヒッカーソンは、出会い系アプリで失敗を繰り返したクチだ。

  • 若き写真家が見る歪んだ世界 vol.15 佐伯慎亮

    悲しいときほど笑えたり、絶好調のときほど足元をすくわれたり、善と悪、喜びと楽しみがあってこそ感情の起伏が実感できる。

  • 富裕層の買い物客と愛玩犬 TOKYO & WORLD DOGS

    ロンドン、ミラノ、ニューヨーク、東京で、富裕層の買い物客がペットである犬を引き連れ、楽しむ様子を捉えた写真家、ダギー・ウォレス。彼のシニカルな視点が、愛玩犬の可愛らしい表情や仕草とともに、現代社会において欠落した〈何か〉を写し出す。

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  • SPIRIT of CONGO ープロレス、サプール、黒魔術ー 05.キンシャサ・フード

    SPIRIT of CONGO、コンゴ民主共和国キンシャサ取材もいよいよ最終回。今回の取材のメインであった黒魔術プロレス、キンシャサ・サプールに続く、最終回のテーマは〈食〉。

  • SPIRIT of CONGO ープロレス、サプール、黒魔術ー 04.黒魔術プロレス

    キンシャサでは世にも奇妙な格闘技が人気を博している。それが、今回紹介するプロレスだ。ブードゥーの要素を取り入れ、コスチュームを身に着け、3メートルの高さから飛び降りる。魔法の粉、呪文、ゾンビへの変身など、試合では様々なパフォーマンスが繰り広げられる。

  • 米国への移民が飛び乗る、悪名高きメキシコの鉄道脇で生きる女性

    メキシコの第二の都市、グアダラハラの街を横切る鉄道脇で、移民たちのために生きる女性がいる。彼女は、ゴミの山の上で暮らし、米国へと向かう移民たちを支援している。

  • SPIRIT of CONGO ープロレス、サプール、黒魔術ー 03.キンシャサ・サプール

    これまで見てきたように、コンゴ民主共和国はベルギーから独立後、1960年から64年まで国名がコンゴ共和国であったこともあり、西に隣接するコンゴ共和国(首都がブラザビル)と、混同されがちだ。

  • SPIRIT of CONGO ープロレス、サプール、黒魔術ー 02.キンシャサ現地レポート

    名越啓介は2016年11月25日に写真集『Familia 保見団地』をリリースし、その二日後、コンゴ民主共和国へと出発した。同行したのは奥村恵子。彼女は、南米やアフリカ諸国を渡り歩き、89年にパパウェンバと知り合い、パーカッショニスタとしてパパウェンバ&ビバ・ラ・ムジカに参加し、96年から数回コンゴへ通い続けるほど、アフリカ・コンゴに精通する人物だ。前回も記したが、第一目的はプロレスやサプールの取材。しかし、幸か不幸か、たまたま外務省が注意喚起を促す時期に取材が重なった。奥村によると、ジョセフ・カビラ大統

  • モスル東部における イラク軍による作戦実行直後の混迷

    ISに制圧されたモスルを奪還すべく、米国が主導する有志連合軍とイラク軍は、2016年10月より作戦を開始した。現在まで続くモスルでの紛争により、街中の至るところが破壊された。