路地裏と中年女装者。女性写真家が追う〈女装放浪記〉
50歳をむかえ、女装をはじめるひと。結婚生活を営みながら、女装するひと。女装に目覚めた、男らしい格好をしていたゲイ。日本に暮らす中年の、様々な女装者の肖像。
築地市場は、本当に終わったのか?
2018年10月6日。築地市場が83年間にも及ぶ役目を終えた。と思いきや、豊洲市場への移転の準備や、閉店作業など、数日経っても、まだまだ築地は稼働していた。10月11日、豊洲市場が開場した。果たして、築地は、いつまで動き続けているのだろうか?
〈愛〉について。アレック・ソスが語りかける写真表現
〈愛〉とはなんですか?写真集『NIAGARA』の復刊に伴い、アレック・ソスが問いかける現代社会における〈愛〉のカタチについて、改めてインタビューを敢行。写真という言葉を発しないメディアを用いて、観るものの内に何を呼び起こすのだろうか?
五十路を迎えて羽化し、美しく翔んだ 自撮り熟女、マキエマキの写真と人生
自撮り熟女として多くのファンの心を摑み、話題が話題を呼んでブレイク中のフォトグラファー、マキエマキ(52歳)。エロの目覚め、男性恐怖症、バブル、写真との出会い、徒弟制度、自立、結婚──。彼女が語る人生のシーンを繫ぎ合わせ、マキエマキの自撮り写真の〈出生の秘密〉を想像する。
ロシアW杯 日本戦の日は 渋谷に近付かないようにしたい
6月19日(火)渋谷は、W杯日本初戦で熱気を帯びていた。数百人の警察官が渋谷に配置され、警察車両の赤色灯があちこちで点滅している。日本が初戦を勝利で飾り、熱狂するサポーターたちの姿をフォトレポートでお届けする。
既視感あふれる精神病院の写真
写真の親近感、分け隔てないまなざし、それでいて、あからさまなノスタルジーに溺れることはない。彼は、地元住民の精神疾患、というテーマを淡々と切り撮り、オーディエンスを惹き込む。個人的に感情移入できないアートに、意味なんてないのだ。写真家としての生活、そして精神科病院での仕事は、彼にとってどのような体験だったのだろうか。
〈ラブホテル〉から〈オカルト〉へ ! 虚構とユーモアが融合する写真表現 02
宇宙人やUFOといったオカルトとは異なる〈オカルト〉を、表現しているTAKAMURADAISUKE。散歩の果てに出会った、世にも奇妙な現象や物体は、みるものをどう感化するのか。そこに、〈笑い〉は生まれるのだろうか。
〈ラブホテル〉から〈オカルト〉へ ! 虚構とユーモアが融合する写真表現 01
写真でユーモアは表現できるのか?写真が持つ虚構性に惹かれ、エンターテイメント性をプラスした写真表現を実現するために、選んだテーマは〈ラブホテル〉、そして〈オカルト〉。TAKAMURADAISUKEの写真表現の根幹は、どこにあるのだろうか。
『裸のランチ』の街で漁港ランチ
古看板を組み合わせたその場しのぎの屋根の下に、プラスチック製のピクニック・テーブルが並ぶこの場所で、ヒレと骨のある生き物は、みんなフライにされてしまう。余計なサービスはない。トレイに盛り付けられたフライにはレモンが添えられている。付け合わせは、ビーツと生タマネギを使ったペースト状のサラダだ。
魅惑の光が生む完璧な写真に生涯を捧げる男
スナップ写真の美学における、マイケル・ノースラップのシニカルでユニークな視点は、未だ色褪せることなく、我々を魅了し続けいてる。68歳になった今も精力的に活動する彼の作品を紹介する。
Tinderで出会った他人との濃密なポートレート
24歳の写真家マリー・ヒルドは、超表層的な特性のSNSが、実生活での他人とのかかわり方にも影響している、と信じている。その明白な例は、デート文化の進化の仕方だ。そこから着想を得たのがヒルドの新しいアートプロジェクト〈Lifecontruction〉。彼女がTinderで出会った他人と撮影した、親密なポートレート・シリーズだ。