難民

  • 東アフリカのクレープ「インジェラ」で夢を追い続ける ソマリア難民女性シェフ

    カリフォルニア州オークランドに住んでいるハリモ・アリ・イサクは、ソマリア難民。難民のキャンプ地であったケニア・ダダーブにおいて、初めてレストランを開業。イネ科の植物であるテフの粉を水で溶き、発酵させたクレープのような主食「インジェラ」を難民たちに提供してきた。

  • 何度目かの冬を迎えるレバノンのシリア難民たち

    レバノン・ベッカー高原、アル・マルジュという町にあるシリア難民のキャンプ。しかし、膨大な難民数を収容することができず、キャンプ地として認められていない場所にも無数のテントが張られている。地元の農家から土地を借りた難民たちが暮らしているのだ。

  • アメリカで生活するシリア難民の現状

    アメリカ・オバマ政権は、1年間で1万人以上、これまでの約6倍にあたる難民の受け入れを計画していたが、パリ同時多発テロの影響を受け、31もの州が難民の受け入れ拒否を表明。更に野党・共和党からは、計画停止の声が高まり、米連邦議会下院では、シリア難民の受け入れ審査を厳しくする「外敵に対する国家安全保障法案」が可決された。

  • BREAKING BORDERS(DISPATCH 3) 緊迫する難民と警察の対立

    セルビアとの国境に近いハンガリー・ロスケ。ここから相当数の難民たちがキャンプに移動するが、その数があまりに多いため、彼らは何日もここで野宿生活を強いられている。脱走をする難民や、デモなどによる混乱も起こっており、すでにハンガリー政府は警察を配備。警戒態勢を強め、攻撃的な鎮圧行動を始めている。

  • シチリア島で暗躍する難民ブローカーが後を絶たない理由

    ギリシャからドイツを目指す、バルカン・ルートだけが難民の途ではない。シチリア島に流れ着く難民も後を絶たない。しかし、EU、イタリア当局は、あまりの難民の多さに、何ら有効な対応策を打ち出せないでいる。そんな状況のなか、擡頭してきたのが「難民ブローカー」だ。

  • BREAKING BORDERS(DISPATCH 2) 待つことしかできない難民たち

    セルビアとの国境に近いハンガリー・ロスケには、現在相当数の難民が足止めをくらっている。難民たちはここから難民キャンプに移動するが、あまりにその数が多いため、各キャンプは彼らを収容しきれない。彼らが主に目指すのは、難民受け入れに寛容な姿勢を見せるドイツ。

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