ロボット
高性能ドローンの未来〈虐殺ロボ〉
劇中に登場するような高性能ドローンは、今のところ開発されていないが、自律型殺人ロボットが登場するのは、それほど遠い未来ではないだろう。遠隔操作が可能なドローンは、10年以上前から、中東やアフリカの戦場で利用されている。
セックス・ロボット革命を予測したB級映画『チェリー2000』
1987年公開の映画『チェリー2000』は、スティーヴ・デ・ジャーナット監督がメガホンをとり、若き日のメラニー・グリフィスが主演を務めた作品。同作は、不運な男、サム・トレッドウェルが泡まみれのキッチンで、セクサロイド〈チェリー2000〉と行為に及ぼうとして、それをショートさせてしまうところから、物語が始まる。
男性型セックス・ロボット
2018年1月6日、〈Realbotix〉社CEO、マット・マクマーレンが、年内に男性型セックス・ロボットをリリースする予定だと発表した。このニュースが報道されると、ウェブメディアは、ペニス付きロボットに沸き立った。しかし、セックス関連のテクノロジーが進歩するごとに、私は不思議になる。「誰がよろこぶんだろう?」
精子ロボットによる新たながん治療法
ドイツ、ドレスデン・ライプニッツ固体・加工材料研究所の研究者たちは、精子の働きを活かした新たながん治療法を研究している。『ACS Nano』の2017年12月号に掲載された論文によると、精子は、子宮頸がんをはじめとする、婦人科疾患の治療に役立つ可能性があるという。
農夫のいない農場
全ての作業をロボットだけでまかなう〈ハンズフリー・ヘクタール(Hands Free Hectare)〉は、食糧供給の大改革に向けた新たな歩みである。土地を耕すところからはじまり、豊かな農作物が育つまでを管理する、世界初の完全オートメーション農業なのだ。
右目にカメラを埋める〈アイボーグ〉男
カナダ・オンタリオ州のコーバーグに住むスペンスは、自らを〈アイボーグ(=アイ+サイボーグ)〉と称している。子どもの頃、誤って自分の眼を銃で撃ち、〈法定盲人〉になってしまった彼は、右目にフィットするような小さなカメラを作り、それで見たもの全てを記録するというアイデアを思いついた。
メタルを演奏するロボットの奴隷となった人間へのインタビュー
ロボット・バンドというと、ビープービープーいってる脳足りんエレクトロニカをみんな想像しがちだ。これまで見たロボット・バンドや楽器は、どれもヘッポコでヘタクソだった。でも俺のロボットはハンパじゃない。もし、ロボットが最大出力で演奏するのを見たくて、メタルとかグラインドコアが好きだったら、俺たちのバンドをお薦めする。
宇宙ゴミとして廃棄すべきスター・ウォーズ・ソング
いくらスター・ウォーズだからといって、すべてが素晴らしく、すべてが完璧とは限らない。特に音楽。便乗系アニメ・ミュージックから、ブラスターの発射音入りディスコ・ミックスまで、様々なスター・ウォーズ・ミュージックがあるのだから。
Julie Wataiの理想と欲望が創造する 終わりのないリアリティー
彼女は、機械に飲み込まれようとする社会に疑問を提示するのでも、戦いを挑むのでもなく、無機質なすべての異物を取り込んでしまおうという欲望の先で、自らの手を使いながら黙々と世界を創り出している。