宇宙

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  • ナチスも上映を禁止した世界初の〈本格〉SF映画『月世界の女』

    SF映画の嚆矢といえば、文字通り月への旅行を描いた1902年の短編映画『月世界旅行』だろう。しかし、SFが本当に幕を開けたといえるのは、それから30年近く経った1929年、フリッツ・ラング監督の過小評価された傑作『月世界の女』の公開からだ。

  • 『2001年宇宙の旅』の8年前に描かれた〈1960年〉の宇宙の旅

    スタンリー・キューブリック監督の『2001年宇宙の旅』が1968年に劇場で公開されると、当然ながら、傑作、と絶賛された。しかし、その8年前に製作された、知る人ぞ知る短編ドキュメンタリー『Universe』がなければ、このSF大作は存在しなかったかもしれない。

  • UFOオカルト伝説の謎 02.ジョージ・アダムスキーの空飛ぶ円盤同乗記(後編)

    ケロッピー前田による「UFOオカルト伝説の謎」、第2回目後編は、金星人、火星人、土星人と出会い、さらには宇宙旅行なる月の裏側や他の惑星を訪れた、と語ったジョージ・アダムスキーについて。その後、アポロ計画のスタートにより、宇宙に関する実質的なデータが集められ、ジョージ・アダムスキーは徐々に影を潜めていくこととなる。

  • UFOオカルト伝説の謎 02.ジョージ・アダムスキーの空飛ぶ円盤同乗記(前編)

    UFOの形状で、即座に連想されるのが、円盤底部に3つのドームがついたアダムスキー型と称されるものだろう。これは宇宙人と会った、と最初に主張したジョージ・アダムスキーが、1950年代に撮影した写真によって、世の中に広まった。ケロッピー前田による「UFOオカルト伝説の謎 」。第2回目は、ジョージ・アダムスキーを中心に、謎の飛行物体=宇宙人の乗り物、が定着した経緯を追う。

  • UFOオカルト伝説の謎 01.ケネス・アーノルドのUFO目撃事件

    ケロッピー前田による新連載『UFOオカルト伝説の謎』。第二次大戦後にはじまるUFOブームを現代の視点で捉え、人間がオカルトを求める心理を探りたい。第一回目は最初のUFO目撃者、ケネス・アーノルドを中心に紹介していく。UFO目撃事件を紐解くことで、米ソ冷戦下における米国社会が抱えた闇までもが浮き彫りになる。

  • NASAがハロウィンに公開した宇宙の不気味音プレイリスト

    NASAが、〈宇宙の不気味な音(Spooky Space Sounds)〉というハロウィン用のプレイリストを作成した。内容は、1970年代以降に打ち上げられた探査機がとらえた、衝撃波、轟音、電磁波などの音で、時折、NASA職員の穏やかな声も混ざっている。おすすめをいくつか紹介しよう。