スター・ウォーズ
政府に弾圧された未完SF大作『シルバー・グローブ/銀球で』
ジョージ・ルーカス監督が〈変わり種〉スペース・オペラで大絶賛されていた時期、〈鉄のカーテン〉の向こう側では、もうひとつの映画革命が進んでいた。SF映画『シルバー・グローブ/銀球で』は、ポーランド人映像作家、アンジェイ・ズラウスキーの最高傑作になるはずだった。
なぜ同じ映画を何度も観るのか
10月のある金曜の晩、9回目の『ダンケルク』を観るために、夜行バスで大阪に向かった。同じ映画を観るために劇場に通い始めたきっかけは、2015年公開の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。映画の特質や上映形式などをもとに、〈同じ作品を映画館で何度も観る理由〉を考えてみた。
『プレデター』は本当に駄作だったのか?
大規模な予算を投じて製作された『プレデター』が公開されたのは、今から30年前。ニューヨークタイムズ紙は「恐ろしさと退屈さが交互に訪れ、驚く場面もほとんどない映画」と酷評し、ロサンゼルスタイムズ紙は「これまで大手スタジオで創られた映画の中でも最も空虚で、内容に乏しく、独創性のない脚本のひとつ」と批評していた。しかし時代は流れた。
パチモン・デザイナートイの悪党SUCKLORD 東京襲来
1997年からニューヨークのチャイナタウン、つまり偽物の聖地を濶歩してきたSUCKLORD は、スターウォーズやありとあらゆるポップカルチャーを改悪するアートシーンの嫌われ者だ。
スターウォーズのモンスターを産んだ職人のいいはなし
スター・ウォーズ・シリーズの一作目である『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977)で、チャルマンの酒場に集うエイリアンたちのマスクを制作し、更に中に入って演技をしていたのも彼。
宇宙ゴミとして廃棄すべきスター・ウォーズ・ソング
いくらスター・ウォーズだからといって、すべてが素晴らしく、すべてが完璧とは限らない。特に音楽。便乗系アニメ・ミュージックから、ブラスターの発射音入りディスコ・ミックスまで、様々なスター・ウォーズ・ミュージックがあるのだから。
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