タトゥー

  • タトゥー進化論 01 人類最古の天然ミイラ〈アイスマン〉のタトゥーは何を語る?

    タトゥーの歴史に焦点をあてた連載企画「タトゥー進化論」。第1回目は現存する人類最古の天然ミイラ〈アイスマン〉に施されていたタトゥーを契機に、タトゥーを施していた理由や起源について検証していく。装飾のためか、治療のためか、はたまた火の使用とともに、生まれたものか。謎に満ちた人類の歴史とともに、タトゥーにまつわるロマンを探る。

  • 痛みの限界を賜うタトゥー集団〈ブルータル・ブラック〉

    タトゥーを彫るという行為の儀式性を復活させる。想像できる限りもっとも過酷な体験を、被施術者に強いる。

  • 頭蓋骨に穴、マリファナ、タトゥー! ケロッピー前田の『クレイジートリップ』

    頭蓋骨に穴を開け意識を覚醒させるトレパネーション、アムステルダムのマリファナ愛好家が集うカンナビスカップ、人体冷凍保存を運営するアルコー延命財団など、数え切れないほどのクレイジーな取材をまとめた『クレイジートリップ』が昨年発売された。そこで、著者であるケロッピー前田にインタビュー。氏の半生、そして、この本に込めたメッセージを探る。

  • 顎に宿る聖なるタトゥー

    1800年代、ニュージーランドが植民地化されると、マオリ族の慣習である女性の顎に施す聖なるタトゥー「モコ・カウアエ(moko kauae)」は廃れてしまった。しかし、その慣習が徐々に復活の兆しを見せている。自らの顔に「アイデンティティ」を刻む意義とは何なのか。

  • トランスジェンダー・タトゥーアーティストの魔術的世界観

    マサチューセッツ州グレート・フォールズで活動するタトゥー・アーティスト、ノエル・ロングホールの美的で魔術的なアートセンスは、SNS上で数万ものフォロワーを獲得し、その数は未だに増え続けている。そんなノエルが彷徨う、暗く深い森の中を案内してもらう。

  • ギリシャの刑務所から出所したイスラム系移民 タブー視されてきた刺青を入れる理由

    ギリシャでは過去数十年で急増した移民に対する反発が強まり外国人排斥運動にまで発展した。中でも、シリアやイラクやアフガニスタンといった紛争地を逃れたイスラム系移民が多い。服役中の囚人たちは監獄の中で、イスラム教でタブー視されてきた刺青を彫り入れるのだという。一生消えない傷を身体に刻み込む理由とは。

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  • 自ら刺青を彫り入れる、元警察官が撮ったソ連の囚人たちの姿

    世界中どんな刑務所でも刺青は、囚人たちの身体に刻まれたユニフォームのようなものだ。ロシアでは他の受刑者とのコミュニケーションツールになることもある。例えば首に短刀が刺さったモチーフは、当人が刑務所内で殺人を犯したことがあり、かつ殺人依頼を引き受けるという意味らしい。