米国
メキシコ麻薬戦争。子供を奪われた母親たちの武器なき闘い
メキシコ中に拡大し終息の兆しすら見えない麻薬戦争。殺人、誘拐、拷問、レイプ──、あらゆる凶悪犯罪が日々繰り返されるなか、東部ベラクルス州で行方不明の息子や娘を捜す母親たちが団結、行動を起こした。代表を務めるルシア・ディアスさん(63)は日本を訪れ、東京、京都、大阪を巡って「戦時下」の一般市民の窮状を訴えた。帰国前日、都内NGOオフィスで開かれた講演の模様をここに記す。
UFOオカルト伝説の謎 04.アレン・ハイネックの未知との遭遇
ケロッピー前田による『UFOオカルト伝説の謎』。第4回目はUFOの目撃、遭遇、アブダクション(宇宙人による誘拐)、さらには米国政府のUFOの隠蔽について、強烈なリアリティーを持って伝えた映画『未知との遭遇』のアドバイザーを務めた、アレン・ハイネックの半生に迫る。
オリジナリティより考古学!! エディ・ウガタのマニアック道
自分のオリジナリティがなくて何が悪い。1950年から60年代の、アメリカンカルチャーを掘り続け、それを再現することを生きがいとするコレクターがいる。その自らの行為を考古学と呼ぶが、果たして、過去のものを研究した結果、人類の、宇宙の、社会の一片でも、手にできるのだろうか?さらには、このエディ・ウガタ氏は、秋葉原オタクカルチャーにも精通しているようだ。
UFOオカルト伝説の謎 02.ジョージ・アダムスキーの空飛ぶ円盤同乗記(前編)
UFOの形状で、即座に連想されるのが、円盤底部に3つのドームがついたアダムスキー型と称されるものだろう。これは宇宙人と会った、と最初に主張したジョージ・アダムスキーが、1950年代に撮影した写真によって、世の中に広まった。ケロッピー前田による「UFOオカルト伝説の謎 」。第2回目は、ジョージ・アダムスキーを中心に、謎の飛行物体=宇宙人の乗り物、が定着した経緯を追う。
南フロリダのスモールタウンを 撮ったドリーミーな写真
南フロリダの小さな田舎町、デイビーを舞台に撮影をする若き写真家、メラニー・メッツ。フィルムを使ったドキュメンタリー写真には、何が写っているのだろうか?商業写真と芸術写真の間で揺れる彼女の作品とインタビューをお送りする。
1968年ワシントンDCで起こった 〈貧者の行進〉を撮ったドラマティックな写真
貧困問題に苦しむ人々によるデモ〈貧者の行進〉が、ワシントンDCで1968年に起こった。ジル・フリードマンはそれまでの仕事をすべて辞め、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアが暗殺される数週間前に主唱したデモ運動に参加し、その一部始終を記録した。このときの作品が、〈貧者の行進〉=ジルが撮った写真、と人々の記憶に刻み込まれることとなった。
UFOオカルト伝説の謎 01.ケネス・アーノルドのUFO目撃事件
ケロッピー前田による新連載『UFOオカルト伝説の謎』。第二次大戦後にはじまるUFOブームを現代の視点で捉え、人間がオカルトを求める心理を探りたい。第一回目は最初のUFO目撃者、ケネス・アーノルドを中心に紹介していく。UFO目撃事件を紐解くことで、米ソ冷戦下における米国社会が抱えた闇までもが浮き彫りになる。
米国への移民が飛び乗る、悪名高きメキシコの鉄道脇で生きる女性
メキシコの第二の都市、グアダラハラの街を横切る鉄道脇で、移民たちのために生きる女性がいる。彼女は、ゴミの山の上で暮らし、米国へと向かう移民たちを支援している。
SPIRIT of CONGO ープロレス、サプール、黒魔術ー 01.混乱の歴史を歩むコンゴ民主共和国
写真家、名越啓介とキンシャサ・ミュージックで世界的な人気を誇るパパ・ウェンバ&ビバ・ラ・ムジカのメンバーである奥村恵子が、2016年11月、コンゴ民主共和国の首都であるキンシャサに約3週間滞在。プロレス、サプール、黒魔術、食など、日本とは、まるで異なる怒涛の文化を直撃取材した。