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プロデューサーはポートランド娘  女子力発揮のグルメ情報も満載

ポートランドのうた「オドナロトゥープ」のプロデューサーであるアビーちゃんにインタビュー。音楽のみならず、ブランチ、ディナー、スイーツまで、得々情報も教えてくれました。

by VICE Japan; photos by Yohei Miyamoto
22 May 2016, 11:34am

音楽プロデューサーっていうと、なんかおっかないイメージありません?スティーヴ・アルビニだったり、リック・ルービンだったり、DJプレミアだったり、ドクター・ドレーだったり、秋元康だったり。卓の前を陣取って、ビシビシとミュージシャンを鍛え上げる。たまにはコップが飛んできたりして。でもポートランドのうた「ODNAROTOOP:オドナロトゥープ」のプロデューサーであるアビーちゃん:アビー・ヒックマン(Abbey Hickman)は、めちゃ清楚な女子だった。自身もシンガーソングライターであり、バンドなどでも活動をしているアビーちゃんは、笑顔が絶えない元気ハツラツなポートランド娘。さぞかし「ODNAROTOOP:オドナロトゥープ」のレコーディングは、和やかな雰囲気で進んだのでしょうね。

アビーちゃんのソロ曲.

「ODNAROTOOP:オドナロトゥープ」をレコーディングした「Hallowed Halls」でアビーちゃんに会ってきました。ポートランド・グルメ情報も満載!!

Hallowed Halls.

「ODNAROTOOP:オドナロトゥープ」のプロデューサーになったいきさつを教えてください。

もともと様々なキャンペーンでプロデューサーをやっているんです。それで今回も依頼があったんです。日本とか東京ってポートランドと似ている気がしません?確か日本のどこかと姉妹都市に…

ああ、札幌ですね!

そう、そう!確かそのサッポーロ!。特にアートや音楽とかで、日本とポートランドを行き来する人もたくさんいますし、ポートランドのバンドに日本語で歌わせるっていうアイデアも面白いと思いました。

アビーさんは日本に行かれたことはあるんですか?

いいえ、ありません。

日本には、どんなイメージがあります?

バブルガム・ポップってわかります?キャッチーでカラフルで、シンプルなんだけど、すごくエネルギー溢れるポップソング。そんなイメージがあります。でも東京とかって、人も多いんですよね?家賃も高いんですよね?もちろん行きたいですけど!

日本語のレコーディングって、初めてのことだと思うんですが、難しくありませんでしたか?

もちろん私は日本語を話せません。英語を喋っている私たちからしたら、「ナイス!上手くできたわ!」なんて思ったテイクでも、日本人の方からすると、「ちょっと発音が違いますね」とか「ちょっとニュアンスが違いますね」と、指摘が入って(笑)。ええ、難しかったです。でも、音楽って世界共通の言葉ですよね?そのメロディーの中にある気持ちは、みんな同じだと思うので、最終的にはうまく伝わったと思います。

プロデューサーとして、なにか大変なことはありましたか?

すべてスムーズにいきましてので、ほとんどありませんでした。しいて言うなら、みんなのスケジュールを合わせることくらい(笑)。

この「ODNAROTOOP:オドナロトゥープ」という楽曲については、どう思いましたか?

ポートランドで暮らしているすべての人々、ミュージシャンとかアーティストとか、そんな人たちの典型的な1日の歌だという気がします。歌詞はちょっと抽象的ですけど、私はその感じが好きですね。ちょっとミステリアスでしょ?

日本の人々には、どう聴いてもらいたいですか?

歌のアンサンブル的な部分もありますけど、最終的にはコーラスにある「自分のやりたいことをやって、楽しみましょう」というテーマを感じていただきたいです。

アビーさんは、ポートランドのご出身ですか?

いいえ。ボルチモアからテキサスに行って、そこからマサチューセッツ。そして2013年からポートランドに住んでいます。父が軍人だったので、子供の頃は結構引っ越しました。

ポートランドの生活はいかがですか?

そうですね。ポートランドの人々は、生活への意識がすごく高いと思います。その辺が他の街と圧倒的に違いますね。食べ物の質だったり、時間の使い方だったり。それに自然も近くにあるので、特にアーティストやミュージシャンの創作活動には、大きな影響を与えていると思います。

アビーさんご自身も音楽活動をされていますが、やはりポートランドは活動しやすいと?

はい。ポートランドの音楽シーンは、ロサンゼルスやニューヨークなどと比べると、割と小さいんです。だから、みんな一緒に仲良くやることができますし、1つのバンドに入れば、ほとんどのミュージシャンと知り合いになれます。様々なコラボレーションもすぐに進められますしね。例えば、ロサンゼルスやニューヨークに行かなければ成功できない…そんな音楽業界のルールみたいなものがあったと思うんですけど、ポートランドにはそんな堅苦しさもないですし、本当に自然に活動できるんです。

アビーちゃん参加のバンド、OLD WAVE.

「アビーさんが選ぶポートランド、おすすめスポット」もいただきました。たっぷりとありがとうございます!

いえいえ、女子ですから(笑)。いつも頭の中に入っています。

アビーちゃんのポートランドおすすめグルメスポット

レストラン:ブランチ
Sweedeedee, Jam on Hawthorne, Doug Fir Lounge, Milk Glass Market, Cup and Saucer

レストラン:ディナー
Boxer Ramen, Porque No, Bollywood Theater, Departures, Navarre, Old Salt, Los Gorditos, Nongs Khao Man Ghai

アイスクリーム
Fifty Licks, Ruby Jewel, Salt n Straw

カップケーキ
Saint Cupcakes, Petunias

ドーナッツ
Blue Star Doughnuts (Voodooドーナッツが有名だけど、絶対コッチよ!!)

アビーさんのお気に入りのお店ってどんな感じのところですか?

オーナーがローカルであるというのが共通点ですね。チェーン店とか全国で展開してるようなビジネスタイプのお店ではなく、行けば必ずオーナーがいるところです。顔見知りにもなれますしね。ポートランドは、ローカリズムはすごく強いです。

なるほど。でも私は、チェーン店特有の安心さも好きなんです。味にバラツキもないし、安定しているというか。

日本は大丈夫かもしれませんが、やっぱり大きい会社だと、信用出来ない部分も出てきてしまいます。「素材をどこから仕入れているのか」とか、「ここまで大きくなるには、どういう手段を取ってきたのか」とか。色々あると思いますよ。

アビーさんのおすすめグルメリストを見て、日本の観光客もたくさん来るかもしれません。せっかくの隠れ家グルメが混雑してしまうかもしれませんよ。

ウェルカムです!情報はちゃんと共有して、みんなに楽しんでもらいたいですから。最近はカリフォルニアから来る人が多いので、日本のみなさんに追い抜いていただきたいですね(笑)。