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Epicly Later'd ヘンリー・サンチェス(Henry Sanchez)

Epicly Later’d、第13回目はヘンリー・サンチェス。90年代前半、西海岸を代表するスケーターである彼に、サンフランシスコの伝説的なスポットであったEMBを紹介してもらう。マーク・ゴンザレス、マイク・キャロルらがこのスポットに集っていた当時の話から、ヘンリー・サンチェス自身がシーンから姿を消した経緯や、これからのスケート人生について語る。

by VICE Japan
09 September 2016, 5:24am

ヘンリー・サンチェス(Henry Sanchez)。90年代前半、西海岸を代表するスケーターとして、リアル、ブラインド、DGKなどに所属した。しかし、90年代中盤以降、スケートシーンから姿を消す。

今回、ヘンリー・サンチェスは、サンフランシスコの伝説的なスポット、EMBを紹介する。マーク・ゴンザレスがオーリーやキックフリップをメイクしたとされる、通称ゴンズ・ギャップでも有名。またジーノ・イヌアッチ、マイク・キャロル、ジョバンテ・ターナーなどが集っていたスポットでもあり、まさに90年代を象徴する場所だ。そんな象徴的スポットも、24時間体制の警備、さらにはスケートボードができないように、縁石に障害物が施されるなどの処置が取られ、スケーターが徐々にそこから遠のいていった。

そんな伝説的なスポットでの出来事を振り返ると同時に、ヘンリー・サンチェス自身がスケートシーンから姿を消した経緯、車の修理業を営む現在の生活まで、過去の過ちに対する後悔とこれからの人生について語る。

写真家、ビデオディレクター、コントリビューター、フォトエディターなど、様々な顔を持つパトリック・オーデル(Patrick O’Dell)が綴るスケートボーダーを中心にしたドキュメントシリーズ『Epicly Later’d』。

2007年にスタートして以来、2015年に入ってからも、ケビン・”スパンキー”・ロング(Kevin “Spanky” Long)の続編をリリースするなど、新たな側面からスケートボードをフィーチャーし続けている。

スケーターがアート、音楽、ファッション、各界から評価を集める理由とは? なぜスケートボードだけが、トリックを競うスポーツ的側面を超えて、独自の文化を築いたのか?そんな疑問への答えとして、各チームのデモやスケートビデオで伺えることもあるが、それとも異なる生の声にこそ秘密があるはずだ。

このシリーズでは、トリックを解説するシーンもあるが、そこに重きを置いている訳ではない。スポンサーを意識した、上っ面なインタビューとも違う。有名なスケーターを羅列しただけの、くだらないものでは決してない。

今も昔も、スケーターはただのバカだってことは変わらないが、本物のスケーターは他では替えがきかない。このスケーターであるべきで、他のスケーターじゃダメなのか、それを探るためのエピソード。

原題:Epicly Later'd (Episode 13) : Henry Sanchez(2007)