映画よりウソっぽい?賛否両論のコメント
映画『The Banshee Chapter』予告編1960年代に政府が行っていたという「MKウルトラプロジェクト」(※2)の存在を大統領が公表するところから、物語は始まる。プロジェクトの調査を始めた青年ジェームスは、実験に使われていたとされるDMT-19というドラッグの存在を知り、友人が撮影する前で接種してみることに。特に変化が無いように見えたジェームスだったが、突然映像が乱れ、一瞬白目がなくなり血まみれになった姿が映し出され、そこで動画は終わってしまった。その後ジェームズと撮影をしていた友人は行方不明になり、死体も発見されていない。2人と同じ大学に通っていたアンは卒業してジャーナリストになり、失踪の真相について調査を始める…といったあらすじ。構造としてはフェイクドキュメンタリーになっている。 オキュラスリフト版では、冒頭のPOV的な視点で撮影された部分が見物らしく、既に体験したオーディエンスからも「最高!通常の映画より恐怖倍増だ!」というコメントが寄せられている一方、「申し訳ないけど、オキュラスリフト版にしなくても良かったんじゃないか?映画そのものは面白いけど、不完全なイメージを見せられてるようで、全く恐怖を感じない」といった厳しい声も上がっている。映画で恐怖を演出するために使われてきたPOVも、オキュラス・リフトには適用出来ないのかもしれない。
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