パブロ・エスコバルの遺産 第一回:はじまり

パブロ・エスコバルは、麻薬密売組織「メデジン・カルテル」を率い、悪逆非道と善行の限りを尽くした結果、1993年12月、コロンビア治安当局との銃撃戦の末、絶命した。

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29 December 2015, 2:16am

パブロ・エミリオ・エスコバル・ガビリア(Pablo Emilio Escobar Gabiria)、言わずと知れたコロンビアの麻薬王、パブロ・エスコバルだ。1970-80年代、エスコバルは、麻薬密売組織「メデジン・カルテル」を率い、悪逆非道と善行の限りを尽くした結果、1993年12月、コロンビア治安当局との銃撃戦の末、絶命した。

エスコバルが跋扈した時代のコロンビアは、1960年代以来、極左ゲリラとの戦争に頭を悩ませていた。そんな国情の間隙を突き、エスコバルはメデジン・カルテルとともに、コカイン密売の世界的ネットワークと、未だに世界を蝕み続ける麻薬ビジネスモデルを一代にして築きあげた。

シリーズ『パブロ・エスコバルの遺産』では、パブロ・エスコバルと、今も脈々と受け継がれている彼が残した負の遺産を、三回にわたって特集する。

原題:COCAINE – NARCOS, SICARIOS, AND PERU – PART ONE: THE BEGINNING (2015)