ブラジル

  • 悪名高いブラジル刑務所への潜入PHOTOレポート

    2002年に取り壊されるまで、ラテンアメリカにおいて最大の刑務所であった〈カランジル〉。受刑者111名が軍警察によって殺害された事件など、ブラジル国内では悪名高い刑務所として知られている。映画監督であり写真家のジョアン・ワイネーが、およそ4年間、カランジル刑務所に通い、トランスジェンダーによるファッションショーから、タトゥー、ラップグループなど、受刑者たちのライフスタイルを収めた写真とインタビューを、ここでは紹介する。

  • 先住民を自殺に追い込む「開発」という名の迫害

    中南米、カナダ、アラスカ、東南アジア、アフリカで、「開発」の名の下に土地を追われた先住民たちの自殺率が激増している。自殺に踏み切らずとも、栄養失調、肥満、伝染病、人種差別など、様々な問題が先住民たちを追い込んでゆく。われわれが享受している現代文明の利器は、先住民たちにとって脅威でしかないのだろうか…

  • 十字架を担いでリオのスラムを練り歩く偽ジーザス

    男の傷は偽物であろうとも、擬傷の象徴的意義はブラジル人カトリック教徒のこころに刻み込まれている

  • ジカ熱についてわかっていること

    ジカ熱は、発熱、発疹、結膜炎などの症状を引き起こすウイルス性の感染症。頭痛や筋肉痛を発症する患者もいる。アメリカ疾病予防管理センターによれば、感染した5人に1人が発症するらしい。1週間程度で症状は治まる。ジカウイルスに感染した場合、入院する必要はなく、死亡例もほとんどない。

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