屋台

  • 『裸のランチ』の街で漁港ランチ

    古看板を組み合わせたその場しのぎの屋根の下に、プラスチック製のピクニック・テーブルが並ぶこの場所で、ヒレと骨のある生き物は、みんなフライにされてしまう。余計なサービスはない。トレイに盛り付けられたフライにはレモンが添えられている。付け合わせは、ビーツと生タマネギを使ったペースト状のサラダだ。

  • 台湾おにぎりガイド

    台湾の早朝の定番メニュー、おにぎりは、竹製の大きなお櫃をのせたカートで販売される。行商が路上で、もしくは、肩に籠を担いで食べ物を売り歩き、誰もが次の予定に向かう前に、だらだらとご近所の噂話をしていた時代から存在している。それからかなりの年月が過ぎたが、この面白い風習は、現在の朝食屋台に受け継がれた。

  • ビニール袋にたっぷりの真っ赤な液体

    サン・ルイス・ソヤトラン(San Luis Soyatlán)は、メキシコ最大の湖沼、チャパラ湖の南岸に位置する農業の町。車で町なかに入ると、真っ赤な液体がつまったビニール袋を手にする町民の多さに気づく。もしかして、吸血鬼がこの辺りに店を構え、同胞に日々の糧を安く卸しているのだろうか。

  • SPAM祭り2017

    〈スパムメール〉の語源といえば、ランチョンミートの缶詰〈SPAM〉。商品名の〈SPAM〉を連呼する五月蝿いCMと、それをコントとして取り上げた『モンティ・パイソン』が由来となっている。そんな〈ウザい〉存在の代名詞となったSPAMだが、美味いものは美味い。そしてそんなSPAMをこよなく愛する人たちがいる。今年も〈SPAM〉祭りは盛り上がった。

  • 難民たちが世界に広めた チベット風餃子〈モモ〉は美味

    餃子、ニョッキ、小籠包、ラヴィオリ、蕎麦がき、すいとん、トルテッリーニ、ほうとう、ちまき、肉まん、あんまん、ピザまん…と、世界中の人々の空腹をいつでも満たしてくれる〈ダンプリング〉。インドでは長年サモサが王座の地位にいたが、チベットからやってきたあるダンプリングが、サモサを脅かさんばかりの勢いで大ブレイクしているという。

  • メキシコの路上ジャンクフードを学ぶ

    朝食、昼食、夕食といった〈正式な〉食事だけではなく、あたりまえのように間食し、ほぼいち日中食べているというメキシコ人。そんな彼等が最も気に入っているレストランは〈路上〉にあった。メキシコ人にとって、完全に生活のいち部になっているストリートフード。そのジャンクぶりを見てみよう。

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