HC/HM/HR

  • ラグビーW杯日本代表通訳が語る大躍進の裏に隠された知られざる物語

    2019年9月、日本で開催されたラグビーW杯。日本代表ブレイブ・ブロッサムズの通訳は、なんとデスメタルバンドのボーカル、佐藤秀典氏だった。今年の流行語大賞まで受賞した〈ONE TEAM〉は、どのようにして生まれたのか? とてつもない重圧のなか、日本代表はどう戦い抜いたのか。まだまだ熱気冷めやらぬ、W杯の舞台裏を聞いた。

  • 私がロブ・ゾンビを愛し続ける理由

    すべてのメタルファンがその冷たく黒い心にロブ・ゾンビへの愛を宿しているはずだ。

  • ENDONがそれでも〈バンド〉である理由

    要素分解すると浮かび上がるのは、明らかに歪な経路を辿るチャート。かつてなく〈ロックバンド〉の体裁でありながら、ハイコンテクストに〈ノイズ〉でしかない存在感は、ENDONならではのエクストリーム。

  • THE BANDMEN - Sound of Sapporo-

    己の欲求のまま、真摯に音と向き合う札幌のメン。彼らの音楽探求の旅に終わりはない。

  • グラインド母ちゃんの想い出

    そろそろお母さまが恋しくなってきた。そこで、2017年の想い出と共に、あの楽しかった日々を振り返ってみよう。猫カフェでニャーしたお母さまを懐かしもう。そしていつの日か、グラインド親子に再会できますように。ふたりのアイドルであるMELT-BANANA、そしてBABYMETALと共演できますように。

  • 先鋭的ヘヴィ・ミュージック・フェスティバル〈ROADBURN〉

    約20年前に始まった〈ロードバーン(Roadburn)〉は、先鋭的なヘヴィ・ミュージック・フェスながら、オーディエンス、アーティスト双方から熱烈な支持を集めている。出演アーティストは、今をときめく業界のビッグネームではない。ロードバーンのラインナップには、どこまでも実験的で、エクストリームなサウンドを追求する異端児が名を連ねている。

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  • ミャンマー・メタル短期集中講座

    自称〈国内唯一のブルータル・デスメタルバンド〉SENANGA PRIVUTAのヴォーカル、アウン・チャ・ジンが活動するのは、世界で最も歴史の浅いメタルシーンだ。彼によると、ヤンゴンにメタルシーンが誕生してから、ほんの10年足らずだという。ヤンゴンのメタルヘッズの知名度は、パンクスやラッパーほどではなく、まだ、侮辱の対象になるほどではない。

  • ポリティカル・パンク・シーンの牽引者から参加者となったPROPAGANDHI 

    「PROPAGANDHIで政治意識に目覚めた」というパンクファンもいるだろう。彼等は、1996年リリースのアルバム『Less Talk, More Rock』で、進歩的な思想を宣言。スケートパークに集う仲間たちだけではなく、オープンマインドな考えを持つファンベースの構築を目指し、意図的にアクションを起こした。

  • サッカーとナパーム・デス

    元サッカー選手、カルレス・プジョルがNAPALM DEATHのファンだと知って驚いた。QUEENやEMINEMではなく、NAPALM DEATHを聴いているというのが意外だと思ったのだ。しかし、プジョルについて調べていると、彼のプレースタイルにNAPALM DEATHの音楽が影響を及ぼしている気がしてきた。

  • オカンとアリス・クーパーを観た

    母がアリス・クーパーの熱狂的なファンだということは、以前からわかっていた。しかし、本人を1度も見たことがなかった。そこで、新作『パラノーマル』のツアーとして、ロンドンのSSEアリーナでのコンサートが発表されると、私はチケットを取った。でも母はいう。「ついにチャンスが来たのに、もう60近いし、こんなに太っているなんて想像してなかった」

  • METALLICAを始めるためのガイド

    オリジナル・スタジオ・アルバムが10枚、オフィシャル・ライブ・アルバムが4枚、そして大規模なリイシュー・キャンペーンが進行中……。今更どこから手をつければいいんだ、とひるんでしまうビギナーのために、METALLICA入門プレイリスト5選をお届けする。

  • ブラックメタルよりもドス黒いウルトラメタル

    MAYHEMのユーロニモスも脱帽するしかなかった、ブラックメタルよりもドス黒いウルトラメタル。麻薬戦争に疲弊した1980年代のコロンビアで生まれた、粗野で暴力的で涜神的なサウンドは、ノルウェイジャン・ブラックメタルよりもリアルだった。何が若者をそこまで駆り立てたのかをPARABELLUMのメンバーに聞く。