移民問題

  • 日本のリトル・ネパール〈阿佐ヶ谷〉

    「どうして日本に来たの?」「日本は安全に暮らせて、安定したビジネスができるから」

  • 世界情勢に惑うヘナタトゥー

    ヘナは、おでこに〈私は外国人です〉と貼るのと同じだ、とずっと信じていた。

  • 『海は燃えている』② ジャンフランコ・ロージ監督の映画観

    『海は燃えている~イタリア最南端の小さな島』で、国際社会が抱える移民・難民問題を改めてわれわれに提示したジャンフランコ・ロージ監督。彼が撮らえ、表現する、アフリカからの移民、難民たちの欧州移住の窓口になったランペドゥーサ島の現実は、日々、新天地を求めて移民、難民が世界中から訪れる、ここ日本の現実と何ら変わらない。

  • 軍事用ハイテクカメラでの表現! リチャード・モッセによる難民危機

    アイルランド出身の写真家リチャード・モッセ。コダックのエアロクロームというフィルムを使い、赤、ピンク、赤紫の発色で描き出されたコンゴの紛争写真に続き、軍事用にも使用されるハイテクカメラを駆使した作品を手掛けた。約29㎞離れた場所からでも撮影可能なこのカメラで描き出したものとは?

  • 国境の壁をめぐる米国内の動き

    トランプ大統領が建設を計画する米墨国境の壁をめぐり混沌とするトランプ合衆国。〈国境の壁〉コンペ、フェイズ1の募集締切が明日、3月29日に迫るなか、米国各地の自治体は壁建設反対の動きを強め、建設参加を希望する企業を牽制する法案が、各地で続々と起草されている。〈恥辱の壁〉とも称される国境の壁は完成するのだろうか。

  • ティフアナで足止めを食うハイチ難民の喜怒哀楽

    ハイチ人の多くは、まともな生活環境を求めて国外に移住せざるを得なかった。ブラジルへ移民したハイチ人は、サッカー・ワールドカップやオリンピックのためのインフラ整備の仕事などに就いていた。しかし、オリンピックが閉幕するなど、ブラジルでの生活が苦しくなったため、多くのハイチ人が米国を目指し旅立つ。メキシコから米国への入国を目指すが、ティフアナをはじめとする国境沿いで足止めを食っている。

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  • 『海は燃えている』① ジャンフランコ・ロージ監督が観た現実

    2016年2月のベルリン国際映画祭で金熊賞に輝いたジャンフランコ・ロージ 監督の『海は燃えている~イタリア最南端の小さな島~』は、イタリアのランペドゥーサ島と地中海を舞台にした迫真のドキュメンタリー映画だ。長閑に暮らす島民と、新天地を目指す移民が生みだすコントラストは、現実の不条理さを、あまりにも的確に表現している。

  • スマホの壁紙から窺う難民たちの人生

    ベルリンに到着した難民の数人に、自身にとってのスマートフォンの意味を教えてもらった。ある人たちは、失った家族、もしくは離別中の愛する人のアルバム代わりとして、また単純に、ボロボロのボートで向かったヨーロッパへのナビ代わりに使用した人もいた。

  • 12月3日に大統領選勝利パレードを開催する KKK団体

    ニューヨーク、オレゴン、カリフォルニアなど、民主党が勝利を収めた州では、次期大統領に選出されたドナルド・トランプへの抗議デモが繰り広げられているが、熱心なトランプ支持者が多い地域では、祝賀パレードの開催が予定されている。

  • 第45代アメリカ合衆国大統領 ドナルド・トランプ誕生

    政治学者による因習的な知識や世論調査、メディアをひっくり返し、驚くべき大番狂わせを起こしたドナルド・トランプは、民主党候補のヒラリー・クリントンを下し、第45代アメリカ合衆国大統領に選出された。

  • シチリア島で暗躍する難民ブローカーが後を絶たない理由

    ギリシャからドイツを目指す、バルカン・ルートだけが難民の途ではない。シチリア島に流れ着く難民も後を絶たない。しかし、EU、イタリア当局は、あまりの難民の多さに、何ら有効な対応策を打ち出せないでいる。そんな状況のなか、擡頭してきたのが「難民ブローカー」だ。

  • ジョーカーマスクの脅迫から見る カナダのイスラムフォビア そして難民問題

    ジョーカーマスク男の脅迫映像が公開されたカナダでは、イスラム教に対する嫌悪感が高まっている。ピーターボロ・モスクで放火事件があり、トロントでは女性が殺害されたほか、脅迫事件や嫌がらせが数件報告されている。