indie rock
ダニエル・ジョンストンを喪って私たちが失ったもの
音楽でアウトサイダーとしての繊細な感情を、アートで子どもみたいな摩訶不思議な世界を表現したダニエル・ジョンストン。彼の〈真剣さ〉こそ、この世界で私たちが心から必要としていたものだった。
インディー・ロック師弟対談:TEENAGE FANCLUBとDEATH CAB FOR CUTIE
ノーマン・ブレイクとベン・ギバードが、インディー・ロックのソングライティングの頂に君臨した30年を振り返る。
ローラ・バランスが自ら選ぶSUPERCHUNKのアルバムベスト10
1989年にノースキャロライナ州チャペルヒルで結成されたSUPERCHUNKは、大ブレイクこそないものの、間違いなくインディーロックシーンの主役であり、キングであり、良心である。主宰するMERGE RECORDSも大成功を収めているものの、常に目線はアーティストとファンに注がれている。紅一点ローラ・バランスに自らSUPERCHUNKのアルバムをランク付けしてもらった。
ノーマン・ブレイクが自ら選ぶTEENAGE FANCLUBのアルバムベスト10
ニューアルバム『ヒア』をリリースしたTEENAGE FANCLUB。30年もの間、彼らは時流とは関係なく、数々の素晴らしい「唄」を生み続けてきた。そんな歴史をメンバーのノーマン・ブレイクが振り返る。自らランク付けしたTEENAGE FANCLUBのアルバムベスト10。
サーストン・ムーアのオタク道 ブラックメタル&カセットテープ編
サーストン・ムーアは、音楽オタクたちの「守護聖人」だ。彼の存在はもちろん、彼のこれまでの活動も見事にそれを物語っている。音楽の境界線を広げ、音楽の可能性を実践し、そしてたくさんの音楽を聴きまくりながら、30年以上もこのシーンに君臨している最高のオタクだ。
DINOSAUR JR.を 「仕事」と語るルー・バーロウ
新作『ギヴ・ア・グリンプス・オブ・ホワット・ヤー・ノット』をリリースしたDINOSAUR JRは、結成からもう30年。しかしオリジナルラインナップに戻った途端、その勢いは以前よりも増しているのはなぜだろうか? ここでは陰に徹する男、ルー・バーロウに話を訊いた。
「再結成はしないよ」 でも忘れられない UNWOUND
ワシントン州オリンピアを拠点にしていたUNWOUND。1991年から2002年まで活動。ギュウギュウのバンに乗り込み、アンダーグラウンド・シーンをノンストップでツアーし続けた、根っからのDIYバンドなのでした。