市場

  • 豊洲市場オープン日の築地 解体作業と日常的光景

    アッチが開場した日。相当アッチは大変そうであったが、コッチはコッチで、新しい毎日を迎えていた。

  • 築地市場は、本当に終わったのか?

    2018年10月6日。築地市場が83年間にも及ぶ役目を終えた。と思いきや、豊洲市場への移転の準備や、閉店作業など、数日経っても、まだまだ築地は稼働していた。10月11日、豊洲市場が開場した。果たして、築地は、いつまで動き続けているのだろうか?

  • 市場移転後も築地を支える若者たち

    築地市場移転後も築地場外市場はそのままの形で残り続ける。築地場外の海鮮丼店『築次郎』の店主、佐藤正太郎氏に築地について話を訊いた。平成生まれの若き店主は築地にどのような想いを抱いているのだろうか。

  • 〈ワンダーランド〉は 築地から豊洲へ:遠藤尚太郎監督インタビュー

    1年4ヶ月もの撮影期間を経て生まれたドキュメンタリー映画『築地ワンダーランド』。毎日40キロも場内を歩き回った遠藤監督に、築地の魅力、そして市場の未来を語ってもらった。

  • 『裸のランチ』の街で漁港ランチ

    古看板を組み合わせたその場しのぎの屋根の下に、プラスチック製のピクニック・テーブルが並ぶこの場所で、ヒレと骨のある生き物は、みんなフライにされてしまう。余計なサービスはない。トレイに盛り付けられたフライにはレモンが添えられている。付け合わせは、ビーツと生タマネギを使ったペースト状のサラダだ。

  • 滅びつつあるルーマニアの豚ばらし

    毎年、クリスマス前になると私の祖父母は豚を解体した。私の記憶では、田舎の拷問部屋のような小屋の中で、ふたりはバーナー、包丁数丁、針金を、豚の隣にきちんと並べ、解体の準備をしたものだった。豚の下には血を受ける藁を敷き、祖父母のどちらかが包丁で喉を掻き切るあいだ、私は縛られた豚の足を持って押さえていた。

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  • インターネットヤミ市:ニューヨーク編をレポート

    日々触れるネット的な感性にフェティシズムを憶える人々は、データのやりとりだけのヴァーチャルでは飽き足らず、リアルで作品をつくり、現実にネット感を表出させるようになった。そういった市場に流通していない、見たことのない作品を売買するフリーマーケットが定期的に開催されている。