写真家

  • 世界のビジュアル・アーティスト連載 ゆVIっCE! 02.Ana Barrado

    天才芸術家。誰も見たことも、想像したこともない世界を描ける人。それが写真というアート表現で実現できるのであれば、なおさら、そう感じてしまう。ファインダーを覗いただけで、世界の別次元を、誰が垣間見ることができるだろう。僕が知る限り、それができるのはアナ・バラッドただ一人だ。

  • 墓地の写真に潜む静かなる反逆 松江泰治『LIM』の世界

    墓ではなく墓地であるというのも大きなポイント。ある一人の個人的な埋葬場所が墓であるのに対し、墓地は多くの市民が埋葬された墓の集合体、つまり、都市機能の一部として存在しているもの。表現されているのは死ではなく、都市機能に着眼点をおいた作品であることがよく分かる。

  • Night Journeys in Sète 南フランス、セットの街の情景

    暗闇と静けさに包まれた、現実と虚構が交差するかのような、魅惑的なワンシーンに浮かびあがったのは、そこで暮らす人々のリアルな日常だった。

  • 私が入る墓などない。アパラチアが育む信仰とコミュニティー

    アパラチア山脈に囲まれ、小さな教会しかないような土地で暮らす住民たちは、石炭産業に依存した経済が衰退していくなか、どのように、その現実と向き合ってきたのだろう。

  • There is no place like Nome ALEC SOTHが愛する街

    ノームに惹かれた理由のひとつは、アウトサイダーの街だからだ。

  • 若き写真家が見る歪んだ世界 vol.12 いくしゅん

    世の中で一番の楽しみはイク瞬間である。あの手この手を使い無我夢中であくせくしながら、その時を迎える。そこまでたどり着くまでに相手の演技やあざとさが見て取れると一気に冷めてしまう。一方で相手のその時を逃さぬよう、注意深くその反応を探る。さらには自分と相手が同時になんて、甘い夢を見てしまうが、それがぴったりとあうことが何よりも快感である。

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