社会
黒人が抱える痛みと 安らぎに満ちた日常を同時に描いた画家
2017年秋、アーティスト、ニーナ・シャネル・アブニーのふたつの個展が、ニューヨークで同時に開催された。ふたつの会場は、どちらにとっても目と鼻の先だったが、各会場で醸し出された世界観は、全くかけ離れていた。両展がそろうと、アフリカ系米国人の生きる姿が立ち現れる。
ベトナムっ娘ジャンのアルバイト事情 – GIANG’S PROFESSION
「家も欲しいし、いい車にも乗りたい。欲しいものはお金だけ、デスネ!!」バイトばかりやっていても、授業中は寝ていても、就職に苦労することのなかった一世代前の日本人大学生のように、毎日彼女は笑顔で働き続ける。ベトナムからやってきたジャンに密着し、外国人留学生のアルバイト事情に迫る。
ファストファッションの代償ー売春か過酷労働か
カンボジアの首都プノンペンでは売春と縫製産業が盛んだ。いずれにしても労働者は劣悪な労働条件の下で働かざるを得ない。売春の規制強化を背景に工場で働くようになった女性たちは、売春のがマシだという。その背景にある現実とは。
なぜバンクシーだけが壁に描くことを許されるのか
先日イギリス東部の街に突如出現したバンクシーのグラフィティ。内容は移民問題への抗議であったが、このグラフィティを巡る反対派や行政の動きが現地で話題になった。グラフィティによって大金を生むようになったバンクシーに対する様々な角度からの意見を集め、バンクシーという存在の本質に迫る。
パリの黒人ゲイクラブで再燃するダンス、ヴォーギング
パリの黒人ゲイコミュニティで流行する「ヴォーギング」ダンス。その背景には、人種差別と同性愛者に対する厳しいまなざしがあった。それをはねのけ自分を貫き通そうとするダンサーたちの強い意志を捉えた。
ドイツで刑事法の教授ら122人が、麻薬法改正と大麻合法化の嘆願書に署名
4月にドイツで122人の刑事法の教授たちが麻薬法改正と大麻合法化を求める嘆願書に署名したことを受け、立案者であるブレーメン大学教授のロレンツ・ブーリンガー博士に話を聞いた。
トミー・ゲレロが振り返る、黎明期のスケートボード・シーン。
「ボーンズ・ブリゲード」の元メンバーであり、ストリート・スケートの基礎をつくったスケーターであるトミー・ゲレロが、スケート・カルチャーの創成期のエピソードを語る。