ソマリア

  • ソマリア紛争に立ち向かう〈サーフィン・セラピー〉

    アルシャ・バブによる爆破テロ現場からわずか数キロ、青く澄んだ海に沿った長く白い砂浜で、少年兵と若者の更生のための新たな取り組みが行なわれている。NPO団体〈Elman Peace〉は、海賊行為で悪名高いこの場所で、ソマリアの海、サーフボードを、前向きな変化のきっかけにしようと奮闘している。

  • 長き内戦の記憶を覆すソマリアのビーチでの美しい写真

    2017年10月14日、東アフリカのソマリアで230人以上が死亡した爆破事件が起きた。ソマリアは1980年初頭からモハメド・シアド・バーレ大統領の一党独裁政権に対する、反政府勢力の活動が激化して以降、内戦が続いている。昨今は、イスラム過激派のアル・シャバブなどのテロ攻撃が相次いでいる。一方でソマリアが持つ美しい海岸や、そこで暮らす人々の日常は、全くといっていいほど知られていない。

  • スマホの壁紙から窺う難民たちの人生

    ベルリンに到着した難民の数人に、自身にとってのスマートフォンの意味を教えてもらった。ある人たちは、失った家族、もしくは離別中の愛する人のアルバム代わりとして、また単純に、ボロボロのボートで向かったヨーロッパへのナビ代わりに使用した人もいた。

  • 国際社会が関心を寄せない気候変動の影響が深刻なソマリランド

    ソマリランドは、ここ何十年ものあいだ、旱魃に悩まされ続けている。誰もが以前のように雨が降るのを待ち望んでいるが、旱魃は今や当たり前になってしまった。科学者の研究によると「アフリカの角」で何十年も続く旱魃と二酸化炭素の排出量の上昇には直接的な相関関係があるようだが、悪化する状況の原因はそれだけなのだろうか。

  • 東アフリカのクレープ「インジェラ」で夢を追い続ける ソマリア難民女性シェフ

    カリフォルニア州オークランドに住んでいるハリモ・アリ・イサクは、ソマリア難民。難民のキャンプ地であったケニア・ダダーブにおいて、初めてレストランを開業。イネ科の植物であるテフの粉を水で溶き、発酵させたクレープのような主食「インジェラ」を難民たちに提供してきた。

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