中東問題

  • アラブの若き写真家が切り取る中東の現実

    バーレーン出身のアリ・アル=シェバビの写真は、アラブ世界のステレオタイプを覆す。一面的なイメージを超えてリアルな日常を伝える写真家が、作品に込める想いを語る。

  • 世界初のアラビア語音楽ウェブマガジン

    アラブ・ミュージシャンは、音楽そのものよりも、難民危機、セクシュアル・アイデンティティやジェンダー・アイデンティティ、〈アラブの春〉やシリア内戦など、現代社会の問題をいかにして斬るかで評価されてるという。世界初のアラビア語音楽ウェブマガジン〈Ma3azef〉が目指すのは、偏屈に語られがちなアラブ・ポップカルチャーの刷新だ。

  • スマホの壁紙から窺う難民たちの人生

    ベルリンに到着した難民の数人に、自身にとってのスマートフォンの意味を教えてもらった。ある人たちは、失った家族、もしくは離別中の愛する人のアルバム代わりとして、また単純に、ボロボロのボートで向かったヨーロッパへのナビ代わりに使用した人もいた。

  • そのときを待つヌスラ戦線の自爆志願兵

    男たちは、「殉教者リスト」と呼ばれる名簿に自分の名前を登録しており、爆薬を積んだトラックと共に自爆する作戦の順番を待っている。

  • 元米軍ドローンパイロットの忘れえぬ苦悩

    ブランドン・ブライアンは、戦闘用ドローンMQ-1プレデターの元操縦士。空軍在籍中の5年間で、1626回もの攻撃をし、その影響による精神的疾患から自殺未遂も起こしている。 「誰かの命を奪う任務に就くなんて想像してなかった」

  • 戦争の傷を癒し続けるバグダッドの医師たち

    戦争により精神的に病む人や、環境汚染の悪化から感染症を抱える人、そしてテロ犠牲者など、患者は増え続ける一方、イラク政府はISとの戦闘資金に財源を確保するため、保健省の予算を削減した。不足する病院と医師。イラクの医療事情をレポート。

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  • モスル奪還への道 ② 処刑そして性奴隷にされた山民

    バクダットからおよそ400キロ北西に位置するイラク第二の都市モスル。2014年6月よりISが占拠しているが、2016年3月、イラク政府は、アメリカを中心とする有志連合の協力と共にこの地の奪還作戦を開始。モスルを取り戻すことが、IS壊滅への道に繋がるのだ。シリーズ第2回。

  • モスル奪還への道 ① 丘上からISを狙うペシュメルガ

    バクダットからおよそ400キロ北西に位置するイラク第二の都市モスル。2014年6月よりISが占拠しているが、2016年3月、イラク政府は、アメリカを中心とする有志連合の協力と共にこの地の奪還作戦を開始。モスルを取り戻すことが、IS壊滅への道に繋がるのだ。シリーズ第1回。

  • イラクをめぐる闘い(9)難航する第二都市モスルの奪還

    ISに衰えの兆し、ピークは過ぎた、等々、楽観的な報道が散見されるものの、アメリカ率いる有志連合ですら過激武装集団を壊滅させるに至っていない。戦地を知らぬ自称専門家たちは何をもって、衰退、ピーク、云々を語るのか。断片的な情報を繋ぎ合わせただけの解説は果たして的を射ているのか。真実を探るべく、ISと対峙する人々の事情と心情を追う、シリア、イラクからのレポート。

  • イラクをめぐる闘い(8)ISとの国境を守るクルド人武装組織

    ISに衰えの兆し、ピークは過ぎた、等々、楽観的な報道が散見されるものの、アメリカ率いる有志連合ですら過激武装集団を壊滅させるに至っていない。戦地を知らぬ自称専門家たちは何をもって、衰退、ピーク、云々を語るのか。断片的な情報を繋ぎ合わせただけの解説は果たして的を射ているのか。真実を探るべく、ISと対峙する人々の事情と心情を追う、シリア、イラクからのレポート。

  • アメリカで生活するシリア難民の現状

    アメリカ・オバマ政権は、1年間で1万人以上、これまでの約6倍にあたる難民の受け入れを計画していたが、パリ同時多発テロの影響を受け、31もの州が難民の受け入れ拒否を表明。更に野党・共和党からは、計画停止の声が高まり、米連邦議会下院では、シリア難民の受け入れ審査を厳しくする「外敵に対する国家安全保障法案」が可決された。

  • イラクをめぐる闘い(7)前進するクルド人自衛組織 ペシュメルガ

    ISに衰えの兆し、ピークは過ぎた、等々、楽観的な報道が散見されるものの、アメリカ率いる有志連合ですら過激武装集団を壊滅させるに至っていない。戦地を知らぬ自称専門家たちは何をもって、衰退、ピーク、云々を語るのか。断片的な情報を繋ぎ合わせただけの解説は果たして的を射ているのか。真実を探るべく、ISと対峙する人々の事情と心情を追う、シリア、イラクからのレポート。