トランスジェンダー

  • プラスサイズの男性同性愛者がマッチングアプリで直面する現実

    現実のゲイコミュニティが抱える根深いボディ・シェイミング(体型への誹謗中傷)問題。その差別は、マッチングアプリのなかでも広まっていた。

  • SPEAK UP:Jun Sato

    カミングアウトしたとき。「母が罪の意識を背負ってしまったら嫌だなと。間違って産んでしまったとか」

  • 1970年代のパリのトランスコミュニティを撮らえた貴重な写真

    パリ北部のナイトライフの聖地、ピガール。1978年に写真家、ジェーン・エヴリン・アトウッドが撮影したピガールのトランスコミュニティ。

  • 教育現場がみつめる〈当事者〉 性的少数者の人権課題への取り組み

    性別に関係なく、制服を選択できる千葉県の市立中学校、トランスジェンダー学生の受け入れを発表したお茶の水女子大学など、性的少数者の人権課題に取り組む学校が徐々に増えている。教育現場で〈当事者〉をみつめる、埼玉県川口市立東中学校の安部正幸校長は、性的少数者の人権課題とどのように向き合おうとしているのだろうか。

  • 光明差し込むトランスジェンダーへの医療とその未来

    今年1月、医学専門誌『Transgender Health』で、ホルモン治療によりトランスジェンダー女性患者が授乳に成功した、との研究結果が発表された。この成果は多くのメディアに取りあげられ、現代医学の勝利、ともてはやされた。最先端の治療だ、との評価のいっぽうで、他分野の進歩と比べると遅いくらいだ、とする意見もある。

  • 16歳のジェンダー・アンバサダー

    イギリスのブリストルには、ティーンエイジャーたちが学校で直面する性差別やホモフォビア(同性愛嫌悪)に立ち向かうためにトレーニングする〈高校生ジェンダーアンバサダー・プログラム〉がある。その制度を通じて任命された第1期のアンバサダーが16歳のローズ・ブランチャードだ。

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  • LGBTQのアート集団による挑戦的で大胆な〈ヴォーギング〉

    ニュージーランド・オークランドのLGBTQのアート集団〈FAF SWAG〉は、開かれた包括的な空間を求めている。その姿勢をカタチにしたのが挑戦的で大胆な〈ヴォーギング〉だ。ヴォーギングは1980年代のハーレムで、マイノリティーとして肩身の狭い思いをしていた黒人やラテン系のコミュニティで発展したダンススタイルである。

  • 同性愛者と知らず結婚した女性たち

    中国の男性同性愛者の8割は、家族と社会からのプレッシャーにより、異性愛者女性と伝統的な婚姻関係を結ぶという。知らぬうちに偽装結婚をし、挙式のあとに初めてパートナーのセクシュアリティを知る女性。その〈同妻〉と呼ばれる女性と、男性同性愛者の結婚生活の実態とは。

  • 悪名高いブラジル刑務所への潜入PHOTOレポート

    2002年に取り壊されるまで、ラテンアメリカにおいて最大の刑務所であった〈カランジル〉。受刑者111名が軍警察によって殺害された事件など、ブラジル国内では悪名高い刑務所として知られている。映画監督であり写真家のジョアン・ワイネーが、およそ4年間、カランジル刑務所に通い、トランスジェンダーによるファッションショーから、タトゥー、ラップグループなど、受刑者たちのライフスタイルを収めた写真とインタビューを、ここでは紹介する。

  • 〈Bushwig〉NY最大規模のドラァグクイーン・フェス

    年1回開催されるドラァグクイーン・フェス〈Bushwig〉。6年目を迎えた今年はソールドアウト。大盛況のうちに幕を閉じた。写真家マロ・ハゴピアン(Maro Hagopian)がとらえた、美しく過激な面々を紹介する。

  • ナイトライフから広がるインドのLGBTQコミュニティ

    インドで同性愛は違法ではない。しかし、同性間の性交渉は〈自然の秩序に反する行為〉として、刑法第377条で禁じられている。国内には同性愛嫌悪が根強く残るが、急速に現代化する若者は、リベラルな姿勢を示し始めた。最近では、パーティー、コンパ、映画祭、詩の朗読会など、LGBTQのイベントが盛んに開かれ、気心の知れた仲間たちと交流する場となっている。

  • 〈らんま 1 / 2〉は革新的トランスジェンダーアニメだったのだろうか?

    1987年から週刊少年サンデーで連載されていた高橋留美子の原作による人気漫画『らんま 1 / 2』。1989年からはアニメとしても放送され、その人気は広く海外まで届いていた。ドタバタだらけの格闘ラブコメでありながら、最近ではジェンダーフルイドを描いた革新的なアニメとして再評価されているという。