アナログ・レコード

  • レコード屋の言葉:第1回 〈中古レコードのタチバナ〉

    「アンタのところみたいな歴史がある店は、まずはレコードを貯めなさい。5年、10年経ったら、その時代ごとパッケージして売れるから」

  • ケンタッキーフライドチキンが制作した3万枚のレコード

    カーネル・サンダースが考案したケンタッキーフライドチキンには11種のハーブ・スパイスが使われている。その美味さは、みなさんご承知の通りだ。しかし、カーネル・サンダースが制作した3000枚のレコードについてはご存知ないだろう。このレコードはレア盤なのか? セール盤なのか? 探ってみた。

  • 1000のプロレスレコードを持つ男。清野茂樹がしゃべくり倒す偏愛歴

    プロレスレコードを1000枚持つ男、清野茂樹。レコードのジャケには〈本物〉を謳っていても、購入してみると実はカバー曲だった、なんて代物がゴロゴロ存在するなかで、なぜ、コレクター道を突き進むのか。また、プロレスレコードを所有すること、あるいはプロレスレコードに、どんな魅力があるのだろうか?

  • リサイクルショップからゴミ置場まで 個人レコードディーラーの長い1日

    千億円を超える市場規模にまで復活したレコード。これはもはやブーム云々ではない。確実に私たちの生活のなかでレコードは回り始めた。そんなレコード市場は、レーベル、ディストリビューター、ショップだけで成り立っているのではない。個人レコードディーラーが、現在の市場を活気づけているのだ。

  • 昨今のレコード人気は定着するのだろうか

    ホールフーズ・マーケットの片隅に新設されたレコードコーナーを初めて見たとき、私はひどく気落ちした。無農薬ケール、キヌア、変な形の人参など、結局使わずに冷蔵庫のなかでダメになる野菜でいっぱいのカートを押していると、私の脳裏を最悪のシナリオを次々と横切った。そして、ビジネスパートナーにメールした。「ああ、俺たちもう駄目だ!」

  • カナダからみるレコード製造業界事情

    生産が追いつかない。納品は遅れる。機械は古い。交換部品も無い。メンテナンス技術者の不足。売り逃し。価格も上昇。店の棚は空になる。そして客のイライラは募る。これこそが2016年のレコード事情。音楽業界では、この悪循環をクリアすればサクセスストーリーに繋がる。

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