第2回目のEpicly Later’dでは、ジェイソン・ディル(Jason Dill)が暮らしていたニューヨークについて。Part 1に続いて公開された今作では、スケートビデオ制作秘話を軸にストーリーが展開する。
初めて出演した『A1 Meats』、ワールド・インダストリーズ(WORLD INDUSTRIES) が立ち上がり101への加入後にリリースされた『Trilogy』、自身の想いとは裏腹にファンから支持を集めたトランスワールド・スケートボーディング(TransWorld SKATEboarding)の『Feedback』、今もワンシーンがフューチャーされるエイリアン・ワークショップ(Alien Workshops)の『Photosynthesis』。
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それらの制作秘話に加え、血が染み付いた彼の部屋の壁、『Trilogy』をリリースした日に101を解雇された話、ドラッグに溺れた日々など、スケートボードとともに生きるジェイソン・ディルの半生を追う。
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写真家、ビデオディレクター、コントリビューター、フォトエディターなど、様々な顔を持つパトリック・オーデル(Patrick O’Dell)が綴るスケートボーダーを中心にしたドキュメントシリーズ『Epicly Later’d』。
2007年にスタートして以来、2015年に入ってからも、ケビン〈スパンキー〉ロング(Kevin “Spanky” Long)の続編をリリースするなど、新たな側面からスケートボードをフィーチャーし続けている。
スケーターがアート、音楽、ファッション、各界から評価を集める理由とは? なぜスケートボードだけが、トリックを競うスポーツ的側面を超えて、独自の文化を築いたのか?そんな疑問への答えとして、各チームのデモやスケートビデオで伺えることもあるが、それとも異なる生の声にこそ秘密があるはずだ。
このシリーズでは、トリックを解説するシーンもあるが、そこに重きを置いている訳ではない。スポンサーを意識した、上っ面なインタビューとも違う。有名なスケーターを羅列しただけの、くだらないものでは決してない。
今も昔も、スケーターはただのバカだってことは変わらないが、本物のスケーターは他では替えがきかない。このスケーターであるべきで、他のスケーターじゃダメなのか、それを探るためのエピソード。
原題:Epicly Later’d (Episode 20) : Jason Dill(2007)




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