Yuichi Abiko

  • 10歳のタトゥーアーティスト〈NOKO〉。「大人になってもタトゥーをやってたいな」

    わずか10歳にしてタトゥーアーティストとしてデビューしたNOKO。日本のタトゥーカルチャーは異常なまでの抑圧に苛まれているが、そんな環境は意に介さず、タトゥーをただ単純に心の底から楽しんでいる彼女に話を聞いた。

  • ラグビーW杯日本代表通訳が語る大躍進の裏に隠された知られざる物語

    2019年9月、日本で開催されたラグビーW杯。日本代表ブレイブ・ブロッサムズの通訳は、なんとデスメタルバンドのボーカル、佐藤秀典氏だった。今年の流行語大賞まで受賞した〈ONE TEAM〉は、どのようにして生まれたのか? とてつもない重圧のなか、日本代表はどう戦い抜いたのか。まだまだ熱気冷めやらぬ、W杯の舞台裏を聞いた。

  • 事件ノンフィクション『つけびの村』の高橋ユキが語る殺人事件とうわさと妄想と私。

    〈うわさ〉。特に気にすべき物事ではない、と判断して良いのだろうか? sns全盛の現代において、この事象こそ、実は価値観の大部分を占めることに気付いていないひとも多いのではないか。 事件ノンフィクション『つけびの村 噂が5人を殺したのか?』の著者、高橋ユキは何を追い求めたのか。彼女に、殺人事件、うわさ、妄想、そして彼女自身について聞いた。

  • アイヌの人々との10年!! 無知(純粋さ)という名の狂気でコミュニティーへ。ー池田宏『AINU』ー

    アイヌには和人から差別を受けてきた歴史がある。そんな社会に和人として入り込むのは、想像を絶する難しさがあるはずだ。ただ、池田宏は、無知のまま飛び込み、その純粋さという名の狂気によって、和人でありながら、アイヌとの壁を強引とも思えるような勢いでこじ開け、仲良くなってしまう。10年以上かけてまとめあげた写真集『AINU』には、池田宏の目を通したアイヌの人々の今がおさめられている。

  • ヤクザ、ダイバシティー、インバウンド!! タトゥーと温泉問題の行方

    ヤクザとジャパニーズスタイルのタトゥーを入れている人は、決してイコールではない。多様な国籍や人種、性を認めようとするように、多様な趣味嗜好を認めたって良い。日本でタトゥーを入れている人が規制されていることは事実だ。温泉、海水浴場、スポーツジムなど。これらの問題を、どう解決していくべきか、タトゥー専門誌の元編集長であり、現在はバイリンガル・ウェブサイト『Tattoo Friendly』を運営する川崎美穂に話を聞いた。

  • 家ごと真空パックに挑む奇想天外な写真家! PHOTOGRAPHERHALの続・インタビュー

    布団圧縮袋に人間を収納し、掃除機で空気を抜き取っていく。緊張感が張り詰める現場。息苦しさと恐怖、そして圧縮され物理的にも顔や皮膚が歪んでいく。撮影時間は、わずか10秒。それ以上は被写体の命が危ない。そんな作品を手掛けてきたフォトグラファーハルが、今度は家族とその家族の家やゆかりの場所までも真空パックした作品を制作している。この世にも奇妙な作品は、どのようなコンセプトのもと制作され、見るものをどう揺さぶるのか?フォトグラファーハルの新作についてのインタビュー。