写真家エディ・ボーイ・エスクデロのアーカイブは、フィリピンの首都で盛り上がったムーブメントを記録したタイムカプセルだ。
かつて私は神童だった。今は平凡な大人だ。
この6ヶ月で、こんなにもたくさんの問題に直面してきたとは、にわかには信じがたい。
彼はロックダウンが発表されてすぐに航空券を予約し、マニラから300キロメートル離れたパラワン諸島へ飛んだ。
「父の最期の日々に家族がひとりも側にいられなかったと思うと、胸が張り裂けそうだ」
週末は混み合うはずのモールや教会は、いずれも閑散としていた。